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D&DEPARTMENT インスタライブ出演

11月14日に発売の、D&DEPARTMENT オリジナルセーターを作らせていただきました。

そのご縁でインスタライブに呼んでいただいたので、3週連続でウルグアイウールの魅力について語ります。(11月13・20・27日の19:30~)

詳細はこちら↓

https://www.d-department.com/category/EVENT/DD_EVENT_24282.html


日本で流通する日本製の衣類は、わずか2%程度です。

そのほとんどが中国や東南アジアからの輸入品になっています。

「日本製だから良い」ということはないんですが、

職人の顔も知らずに、良いものを作ることは無理だろうと思います。


昔はデザイナーたちが工場に行って、がんこ職人に怒られながら、技術を学んでいたそうです。

諸先輩方に聞くと、そのころのセーターは、今とは比べ物にならないくらい品質の高いものだったそうです。

ですが、1980年後半から、価格の安い中国製や東南アジア製が登場したことで、職人のもとへ行くデザイナーは減り、職人の技術を引き出せるデザイナーも減ってしまいました。

同時に、デザイナーの感性を理解する職人の数も減ってしまいました。


僕自身は裏方として、職人達から技術を学び、技術力を活かした開発をし、販路開拓をすることで、世界中のデザイナー達とコラボレーションをしてきました。

Made in Japan はまだまだ可能性に溢れていると思っています。


今回のウルグアイウールのセーターに関しては、それこそ各生産工程における職人たちの高い技術力が無ければ出来ないことをしています。

原料・紡績・編立て・洗いといった全ての生産工程で、多くの手間暇をかけ、ものづくりをしています。

これは一言で言えば「愛情」だと思っています。


話は変わりますが、僕は民族服の考え方が好きで、

母ちゃんが夜なべをして作ってくれた服は、

植物や動物を育てるところから、糸にして、織って、縫って、という全ての生産工程における苦労や手間暇 = 「愛情」が見えているので、

1着の服を通して、

親の愛情や、ものを大切に扱うこと、手作業のこと、植物のこと、、、

いろんな豊かさを得ているんだろうと思います。


民族服ではないけれど、既製服と言われる工業製品でも、わずかですが、

同じように顔が見えて、各工程で愛情が込められているものもあります。

ウルグアイウールのセーターに関しては、すべての工程における「愛情」を見てきたので、それを丁寧にお伝えできればと思っています。


基本ぼけていますので、言い漏れたこと、言い間違えは、後で訂正します。

ゆるっと見ていただけると嬉しいです。


1回目は、11月13日(金)19:30~ スタートです!






















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