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記事コンテンツを発注・作成する時に知るべき知識をSEOの観点からも解説

記事コンテンツを作成・発注する場合のノウハウについて、WEB業界で学んだ事をざっと書いていきます。

知識として持つべき事

・共起語
・サジェストワード
・ペルソナ
・検索意図
・潜在的意図
・発注する時に、導入からの構成についても、ライターさんにどのように書いて欲しいのか伝える

共起語とは

決められたターゲットキーワードで作成されたコンテンツ内に多く用いられている単語。

ツールを使用すると単語のみしか抜き出されないので、そのまま使うのではなくユーザーが本当に検索しそうな単語を残す・修正する。

*前後の文章を確認
例:「テラス」➡︎「法テラス」、「経済」➡︎「経済的」

サジュストワードとは

検索したターゲットキーワードの入力候補(関連キーワードは検索結果の下にある)。例:「離婚 弁護士」➡︎「離婚 弁護士 費用」

SEOと共起語

(1)なぜ共起語が必要なのか
グーグルのクローラーは、単語ごとに読み取り記事を評価している。
みんなが使っている単語(共起語)が使われていないと評価されにくい。

(2)タイトルについて
基本的に「ターゲットキーワード」+「共起語」を意識する。
ユーザーに伝わらない言葉は使わない、より具体的にわかりやすいことを考え抜く。

タイトル:検索意図と潜在的意図+「α」

「α」の部分を考える。

構成でも同様だが、フロイト心理学を考える。
潜在的意図の中でも重要性の高い順番から「α」を考える。

ペルソナ

ターゲットキーワードの範囲が広い場合、複数のペルソナを考えても良い。

例:「離婚 弁護士」

yahoo知恵袋やその他のQ&Aサイトを見ると人物像が思い描きやすい。

検索意図

(1)CVするユーザーの検索意図を考える

例:キーワード「離婚 弁護士」+「メディア」➡︎最大の検索意図を考える

CVするユーザーは100%中10%、CVしない残りの90%の分も考えなければならない、両方考えてコンテンツを作ることが、グーグルで評価されるための網羅性につながる。

潜在的意図

ユーザーの潜在意識を考える「解決」+「α」、「α」を考える!
例:「離婚 弁護士」➡︎「自分のケースだと弁護士に依頼した方がメリットがあるのかどうか」

コンテキストSEO

ターゲットキーワードに対して
・ ユーザーは誰?
・悩みは何?
・何が知りたい?
・何を解決したい?
・何が不安?
・どういう状態?
など推測する。

「コンテンツの質」で勝負すると必ず行き詰まる。

なぜか?
競合が多いほど「同じ考え」「同じ手法」で書く人が増えて、いずれコンテンツの質に大きな差が生まれなくなってしまう、コピーがコピーを呼び、ウェルク問題のような自体に誰もが陥ってしまう。

そこで、新たな手法論は「コンテキストをズラす」って考え方で抜け道を探す。

例:探偵サイト
・「浮気調査」の検索クリエに対して、どの業者も「自分でできる〜」「元探偵が教える」と言うコンテンツを作成している。

※ここが行き詰まっているポイント!

検索結果に出てくるコンテンツがどれも類似している場合、その検索結果にない「コンテキスト」を考える。

例:
他事業者背景:ユーザーは浮気調査がしたい、だけどすぐに探偵に頼むのは怖いから自分でやりたい
話者:元探偵

ズラした背景:調査能力を徹底的に解説
話者:元弁護士

コンテンツのゴールについて

・コンテンツを作る際には「ゴール(最高の結果)」をイメージする
→最高の結果を実現するために必要な情報はあるか?
→その情報はわかりやすくて、誤解なくユーザーに届いているか?
→その情報を取得したユーザーはスムーズにアクションを起こせるか?

以上を最低限踏まえてコンテンツの作成をすると良いと思います。

コンテンツ作成に迷いが生じたら、ユーザーにとってベストな方向を考えて見ると自ずとオリジナルで良いコンテンツが作成できるはずです(^^)

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