PM (プロジェクトマネージャー)って大変だけど、Sun*でならなんとかやっていける気がするってコト?
23卒でSun*にPM (プロジェクトマネージャー)職で入社した人間です。
正直、ナレッジと呼べるものはあまり書けないのですが、新卒でPMという世の中的には珍しい体験をしているので、以下のこと中心に記事を書いてみました。
新卒で実感するPM職でやるべきこと
Sun*でのPM職
Sun* Advent Calendar 2023の14日目の記事です。
自己紹介
23卒でSun*にPM (プロジェクトマネージャー)職で入社した柳田です。大学院の修士課程で心理学の研究をしていました。実験のためにコードは書いていましたが、特別にIT知識があるというわけでもなければ、コミュニケーション能力が物凄くあるわけでもありません。
自身のキャリアを考えた時に、コードを書くよりもマネジメント業務に興味があったため、最初からPMとして採用してもらえるSun*へ入社を決めました。
初めての社会人経験が、Sun*であること。加えて専門性が要求されると思われるPM職という、世の中的には稀有な体験をしていると思っています。記事は主に、社会人経験が少ないor学生の方で、プロジェクトマネージャーという職種に興味があるという方が読んでいらっしゃる想定で書いています。
社会人9ヶ月目の人間が理解できているPM (プロジェクトマネージャー)とは
前提として、自分1人でプロジェクトをまわしているわけではなく、メインPMの方がしていることやプロジェクトの流れを見てきたことをまとめています。そこから新人PMに足りていないと実感することを列挙しています。
PMがすること
プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本にも書いてありましたが、PMはプロジェクト進行に関わる球拾いだと、短い期間ながら私も実感しています。例えば、実際に直面した、さらにはPM仲間からよく耳にする「クライアント要望と予算のずれが生じてきたことによる球」で考えてみます。
要件定義をしていく中で、出来上がるシステムに対する解像度が上がってくるため、クライアントの欲しい機能が増えていくことは、私も実体験しましたし、実際によく起こることだそうです。クライアントの予算や期限は有限のため、PMが球を拾いにいく必要があります。
この時に、そもそも拾う必要のある球は何か、見つけた球はどの順番で拾いに行くのか、拾ったボールはどこに投げ返すのがいいのか、のジャッジをしていく必要があります。
球発見ジャッジ=プロジェクト達成という目的に対して、そもそも何が問題になりそうなのかの判断。
優先順位ジャッジ=クライアントと認識を揃えながら、全体への影響度が大きいことから手をつけ、手戻りを少なくする判断。
投げ返し方ジャッジ=手をつけた問題に対して、解決方法を決める判断。
新人PMがなんとか仕事をするためには
正直、経験と知識によるものが大きいと実感しています。プロジェクトが進行していく中で、どのような問題が起きるのか、どれから手をつけた方がスムーズだったか、どのように解決したら良いかは、経験していなければわかりにくいことが多いように思います。
9ヶ月目の僕でも大まかに必要なことはわかってきますが、問題発見力や解決力は場数があると有利だと感じます
さらに、エンジニアの方が何を言っているのかの知識がなければ、何の話をしているかすらもわからない状況になります。情けない限りですが、自分はそのような状況に出くわしました。
では、経験も知識も足りない新人PMが担当プロジェクトで活躍するためには、どうしたら良いでしょうか。
経験も知識も足りない新人PMができることと言えば、各ステークホルダーやPJメンバーと密にコミュニケーションを取って、情報を収集し、整理していくようなことが考えられます。ただし、それらもスムーズに行うためには経験と知識があった方が良いものです。経験と知識は一朝一夕で身につけられるものではないため、必然と経験豊富な先輩PMに相談してみるということが起こってきます。
Sun*で新人PMをやるということ
Sun*では、PMのみの部署がある(現状)ため、経験者にかなり相談しやすい環境です。早めにおんぶに抱っこ状態を脱却しなければなりませんが、サポートとはいえ、新人PMでもなんとかPMらしき行動ができているのは、Sun*の環境あってこそだと実感しています。
経験や知識が浅いうちは、先輩PMの経験をうまく活用させてもらいながら、自分のスキルセットに足りないところを埋めつつプロジェクトを進めていくのがSun*の新人PMなのではないかと勝手に思っています。(これからも頼らせていただく先輩方すみません!)
つまり、PM職のキャリアに興味がある方はSun*ってかなり良い環境ですよ!ってことですw
自分に足りないところを冷静に考えてみてこの記事を書いていますが、Sun*良いなと本気で思っています。
PM (プロジェクトマネージャー)職のスキルが私生活に活かせそうなこと3選
他の職種・会社のことはまだわからないのですが、短い期間ながらもPMをやってみて、私生活に良い影響があったので紹介してこの記事を終えます。
相手へのリスペクトはちゃんと言葉にする。
・リスペクトが伝わらないと話を自分の意見をいうだけになる!相手の発言から意図や目的を考えてみる。
・意図や目的さえ捉えていれば、他の手段も提案できる!抽象的な話は具体的に落とし込み、具体的な話は抽象的にも考えてみる。
・抽象的な話だけでも空中戦になり、漏れが発生する!
・具体的な話だけでも他への派生事項が考えられなくなる!
全て言われてみれば当たり前のことですが、プロジェクトの進行において以上のことが意識されているとかなり物事がポジティブな形で前に進んでいました。
私生活でも何かを進めることが多々あります。
プロジェクトに限らずに、「物事を進めるためのこと」を仕事を通して学んでいけるPM職は、大変ながらも私の人間強度を高めてくれると思っています。
結論
プロジェクトマネージャーのキャリアを考えてるなら、孤立しがちなPMが相談しやすい環境が提供されているSun*で、ぜひ一緒に働きませんか?
明日は黒田さんのグラフィックレコーディング勉強会についての記事です!