#01 売れるプロの映像監督になる方法教えます
僕はこれまでMVやCM、その他映像を1000本以上監督として手掛けてきました。まずはこの貴重な経験を書いていくにあたり、どうやってプロの映像監督になったのかを書こうと思います。映像業界の話になると専門的になりがちになるところをなるべく分かりやすく書いていくつもりなので、業界リテラシーの高い人はつまらないかもしれませんが。
とりあえず事実に基づいたエピソードを元に、僕なりの方法論を書いてみようと思います。
そして、プロの映像監督と映像作家はよく混同されますが、職業としての映像監督と、作りたい時に作りたいモノを作る映像作家とは違うという線引きをさせてください。
プロの映像監督とはクライアントからの依頼を受けて、様々な条件の下、信頼と責任を得て良質な映像作品を作る職業のことをいうからです。
人生を変える撮影現場の衝撃 「なんだ?あの職業。」
「カットォ!オッケー!」その男の一声でスタジオ全体に安堵の空気が流れた。職人達が何時間も黙々と準備してきたのはこの男の一声を聞くためだったのか。あの男はたったひとりでこの現場を支配している!衝撃的だった。なんだ?あの職業。
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