なぜソニーが紙をつくるのか
こんばんは、オオヤです。
今まで何度か環境に関して取り上げてきました。
今回も環境に関する記事を取り上げたいと思います。
オリジナルブレンドマテリアルの開発
ソニーは竹、さとうきび、リサイクルペーパーを原料にした紙素材を開発したとのこと。
その際のニュースリリースが以下です。
「オリジナルブレンドマテリアル」と呼ぶこの素材は、環境に配慮したサステナブルな紙素材で、最新のワイヤレスヘッドホンのパッケージに採用しています。
そして、
今後も商品のパッケージへの使用を進めていきます
とのこと。
オリジナルブレンドマテリアルを使用した紙
(https://www.sony.com/ja/SonyInfo/News/Press/202106/21-039/)
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WF-1000XM4』のパッケージ
(https://www.sony.com/ja/SonyInfo/News/Press/202106/21-039/)
また、上のパッケージ画像のように、
エンボス加工も可能なため、インクを使わずに文字を入れるなど、一層の環境配慮が可能
とのこと。
脱プラの動き
今回、ソニーはこのオリジナルブレンドマテリアルをどのように開発したのか、その背景も発信しています。
これは
環境への取り組みについてユーザーとともに考えていくきっかけにする
狙いもあるようです。
ソニーの環境中期目標「Green Management 2025」では新たな小型製品のプラスチック包装全廃を掲げています。
脱プラについては以前のこの記事でも取り上げました。
ご存知のように、プラスチックの使用拡大は二酸化炭素排出を加速させることにつながります。
また、プラスチックが海に廃棄され、魚がマイクロプラスチックを取り込み、最終的には人間が体内に取り込むという問題もあります。
ソニーだけでなく、多くの企業が持続可能な社会の実現に向け、この問題に取り組んでいます。
企業活動をするにあたり、こうした配慮がより求められる世の中になると思います。
さいごに
最初、ソニーが紙素材をつくったと聞いて、何故?とも思いましたが、その背景を知って納得しました。
ソニーは企業の社会的責任として環境に配慮することに加え、消費者も巻き込んで環境負荷軽減に取り組んでいこうという姿勢を見せています。
私自身も環境に配慮した製品を利用するなど、できることをひとつずつやっていきます。
今回はこのあたりで。
それでは、また次回♪
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