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【VEC】森羅咆哮2pick各リーダー雑感

新弾リリースされてからしばらく2pickをやっていたので、環境初期ですが環境全体についての感想と各リーダーに触った感触を述べます。※結論ではありません

森羅咆哮2pick環境全体について

前環境より強リーダーと弱リーダーの差は小さいと思います。特にドラゴンの追加カードが強く、今まで足を引っ張っていた銅銀枠が大幅強化されたので非常に使いやすくなりました。

また森羅咆哮の追加カード全体として顔を詰めるカードが多いため、一度ライフを削られてしまうと、ケアすべき行動がどんどん増えていき、不利な択を強いられていく印象です。そのため、前弾環境より進化権を温存して様子見する行動のリスクは高く見ています。

ここからは各リーダーのざっくりとした感想について述べていきます。

【ニュートラル】

森羅咆哮追加カード

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シヴァは回復と守護で延命しつつ8~12点持ってくので環境とマッチしていてめちゃくちゃ強いです。母なる君は下段効果まで安定して発動させるのは難しいので、最初の方に掲示されたときは迷いますがあんまり取らないです。

エクストリームキャロットもリソースが安定するため強力ですが、カイザが暴れていた頃より相対的に手札リソースの重要性が小さくなっているため往年の人参ほどの活躍は期待できません。もちろんリソースゲームの時はめちゃくちゃ強いですけどね。スウィートディテクティブは帰ってくれ。 

【エルフ】

森羅咆哮追加カード

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フェアリー生成札と手札のフェアリー枚数とのシナジーが追加され、展開の安定性が増しました。不殺関連のカードが落ちたため、有利トレードがしにくくなった代わりに、フェアリーと相手のフォロワーを細かく交換していく形になりそうです。

ブロンズではブリッツエルフが強く、6ターン目に7/7突進ぐらいで立つのはザラなので、投げるだけで相手に何かしらの対応を要求できるのが強い。優勢時に対空射撃でフィニッシャーを使い回す動きも強力で、オムニスラティカが使いまわせるとゲームエンドまで持っていけることも。 

【ロイヤル】

森羅咆哮追加カード

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追加されたカードは軒並み悪くないですが今回落ちた財宝関連のカードもそこそこ強かったためそこまで強さが変わった印象は受けませんでした。追加カードは突進、疾走を持つカードが多く、テンポが取りやすいですが、ドローカードのクセが強く手札リソースが確保しにくいのでロングゲームに対応しにくい印象。思わぬ躓きも2ターン目、5ターン目の動きとしては使いづらいので、相変わらず引いたカードで戦うしかないという感じ。ミストリナは文句なしに強いですね。

【ウィッチ】

森羅咆哮追加カード

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グレア、オリハルコンゴーレムが落ちたのは少し痛いですが、落ちた銅銀枠カードはそこまで影響はなさそうです。追加カードはエレメントシャーマン・ライリーの補助カードが多く、弱くはないですがゲームを動かすパワーは持っていないため、引き続きパスカル、ラブリー★モニカ、存在の霧散などといったパワーカードで展開し続け、顔に打点を飛ばせるカードで詰めるといった流れになりそうです。

アースエレメンタラーは2pickでは簡単に2/4/4になり、上記の勝ち筋ともマッチするため何枚とっても良いと思われます。また魔神の使役者が生成するカードが軒並み2pickをひっくり返すパワーを持っており、またマナリアの叡智のおかげでスペルブースト6回程度なら達成できてしまうため、非常に強力です。

【ドラゴン】

森羅咆哮追加カード

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今弾いちばんの出世リーダー。追加カードに弱いカードがないです。ガルミーユ、グリフォンの守衛が落ちたのを補ってお釣りがくるぐらい強くなりました。恐竜カードがテンポロスせずにドロー・マナ加速・確定除去を行えるため、基本的にプレイし得です。ドラゴンブレイダーいにしえの聖域と似た効果で、5コスト5/5×2なので相手への圧力が高く、積極的に5ターン目に置いていきたいカードになっています。もともと金虹のカードは強かったため、一気に隙がないリーダーになりました。

【ネクロマンサー】

森羅咆哮追加カード

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落ちたカードが痛すぎる。イビルコフィン、死と闇のレイヴン、オルトロス、ケルベロス、邪魂の流出etc...)また追加カードが軒並み小回りの効かないカードのため、一気にデッキパワーが落ちてしまった印象です。今弾のネクロはあまりうまく使える自信がありません...。

少しコメントすると、取り憑く怨霊ボーンバーストからの流れが強く、スケルトン必殺を付与しながら6/5/5必殺を立てられるので意識しておくと役に立ちそうです。

【ヴァンパイア】

森羅咆哮追加カード

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追加カードにドローカードが多く、手札リソースに関しては潤沢に得ることができ、ロングゲームには滅法強いです。しかし上位リーダーと比べると、盤面を取りながら展開するカードが少なく、ロングゲームに持ち込むまでが課題です。

勝ち筋としては得たリソースで疾走にバフして勝ち切るのが1つ。この場合はインサニティ・マナ(10ターン目以降)、シャランゼアなどを抱えつつリーサルまで凌ぐ形になりそうです。

もう1つはヴェノムバイト、スマッシュオーガ、ユヅキなどをクリティカルなタイミングで投げ続け、ロングゲームに持ち込んでリソース勝ちを狙う方法ですが、どちらにしろ細い勝ち筋を無理やりもぎ取る感じになりそうです。両方のプランで胎動の魔神はいい感じに仕事してくれそうですね。

【ビショップ】

森羅咆哮追加カード

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追加カードはシナジー前提のカードが多く、少し使いづらい印象。クルト、ソニア、邪教の神父などといったカードを軸に中〜重量級を押し付けていくという前弾の基本的な動きからあまり変わらなそうですが、クルト、鉄鋼の翼人、邪教の神父の新弾ボーナスが消えた影響で、前弾環境より少しパワーが落ちたと思われます。強いカードと弱いカードの差が激しいため、安定したpickをするのは難しそうですが、デッキの最大値は依然高そうです。

【ネメシス】

森羅咆哮追加カード

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今回落ちたカードで影響が大きそうなのはリーシェナ、オートメーション、流体使い、外界の理あたりでしょうか。リーシェナが落ちた影響は大きいですが、レジェンド枠にそれに勝るとも劣らないボムレアが追加されました。特にラグナアウェイクが非常にケアしづらく、それまでの展開をほぼ全否定できるパワーを持っています。また進化権を使わない除去カードが増えたため、メイシアを走らせやすくなったのでは?と思っています。オートメーションが落ちてAFの柔軟性が少し下がりましたが、相変わらず強リーダーなのは間違いないですね。

ついでにラグナアウェイクの各チョイストークンを確認しておきましょう。

破壊を齎す者・ヴィズヤ

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手札を全て捨て、ターン終了時に相手リーダーの体力最大値を2にする効果。デメリットがきつく破壊耐性もないため普通にプレイしていれば一番出てきにくいトークンだと思われますが、逆にこのカードを出されるような状況ではほぼ逆転の余地がないと思われます。(シヴァの自動ダメージで11ターン目に確殺、など)

殺戮を齎す者・イザルエ

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デッキを3枚にして場のカードを全消滅。このカードを着地させないようにすることはほぼできないので、確定除去を抱えておくか、次のターンに疾走、バーンで勝てるように顔を詰めておくしかありません。また、ナテラの大樹も消滅するため、ラティカトリケラトプス、ヴァンプの狼などナテラの大樹が前提の確定除去は、余分にナテラの大樹を抱えておくか、ラティカであれば前もって進化をしておく必要があります。

絶望を齎す者・ジオテト

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PP最大値を-8する代わりに10/10突進のイージスを召喚(弱いわけがない)。このカードは、着地してしまうと後続の動きがほぼ無くなる代わりに毎ターン好きなところに10点飛ばせるため、盤面を保ちつつライフを確保してジオテトで勝ち切るのを断念してもらうか、盤面を強くしてイザルエを選ばざるを得なくさせる形でケアするしかありません。強気に置かれた場合、相手のPPは2か3から再スタートなので守護で一応時間稼ぎができます。今環境ネメシスが持っている2PP以下の除去(トークン以外)は、破壊の愉悦(1PP4点)、ドールオペレーション(1PP人形に+4/0)、キャットガンナー(2/2/1突進)、リヒト(人形生成)、ラグナアウェイク(2PPランダム3点)、あたりですね。もしくはハンサでコピーしてゼル、グレートレッサーマミーで顔に10点叩き込みましょう。

 

まだまだ環境初期なのでこれから環境も変わっていくかと思いますが、今期はエルフ、ウィッチ、ドラゴン、ネメシスあたりを上位リーダーと見て回していこうかと考えています。


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