さあ、書いてみよう
日記を書く人は、よくこう、始めるらしい。
親愛なる日記さん
そこまでのおセンチな、いやロマンチックな趣味を持ち合わせたことは人生でないけれど、この20年間仕事以外まともに自分の思いや考えを文章にしたことのない自分にとって、そんな書き出しに近い感傷的な破片が胸に動くのを感じる。
さあ、書いてみよう。
何が書けるかもわからないし
それが読むに足るものなのかもわからない。
それでも
さあ、書いてみよう。
再出発のこの一稿を
Xitterグオメ沼の仲間たちと
素晴らしい言葉をくれた水谷さるころ先生と
読む喜び書く喜びを再び教えてくれた
作家ニール・ゲイマン氏に。