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“する”より“関わる”ほうが大切

こんにちは!
こちらは12月2日16時です!

本日の英語


今日は”徐々に”です!
これもいろいろ種類がありまして。


1、「little by little」
2、「bit by bit」
3、「day by day」
4、「gradually」

細かく言えば、1と2は”少しずつ”、3は”日に日に”、4は”次第に”となります。
だいたい何を使っても問題はないみたいですが、その時のニュアンスによると思います。
「怪我は少しずつだけどよくなってきているよ」
「日に日に英語が聞き取れるようになってきたよ」
など、日常で使えるシチュエーションはいっぱいあります。


本日の話題


”する”より”関わる”ほうが大切とはどういうことなのか?
今日は、競技人口を増やす前にしなければならないことを書いていきます。

以前、マイナースポーツに関する記事を読んでいたときに出てきたのが、「まずは関連人口を増やさなければ」ということでした。
つまり、実際に選手として新体操をする”競技人口”を増やそうとする前に、なんらかの形で新体操に関わる”関連人口”を増やさなければならないということです。では、関連人口とはどういう人たちのことを指すのかというと↓

・試合を見に来るお客さん(選手の保護者も含む)
・新体操パフォーマンスをしている人たちのファン
・仕事の関係で新体操と関わりがある人
・新体操経験者が指導しているスポーツ教室の生徒・保護者

などなど、挙げ出したらキリが無いくらいあります。
新体操という言葉が耳に入る環境にいればその人は関連人口のうちの1人なので。
では、2つの例をもとに話を広げていきたいと思います。

市民参加型イベント


ここでの題材は、毎年青森県で行われている「ブルーフェスティバル」についてです。
年々パワーアップしていくこのイベントですが、今年はさらにパワーアップしたものが来週開催されるようです。

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荒川先生、画像お借りしました💦

さて、このイベントの内容ですが、簡単に言えば新体操の演技会と地域の健康イベントを組み合わせたようなものです。
バランスボールでエクササイズ、ストレッチ講座、血圧などを測って健康状態を把握するなどに加え、トランポリン体験やバク転体験などのブースもあり、お年寄りから子供まで幅広く楽しむことができるイベントになっています。

これ、完全に関連人口の増加ですよね?
新体操を見たくてくる人もいれば、気軽にお医者さんに相談したくてくる人もいる。最近運動不足で何か体を動かさなきゃなと思ってくる人もいれば、子供の習い事を探してくる人もいる。
それだけ興味がバラバラの人たちでも、みんなの耳に新体操という言葉が入っていきます。

各地で行われている演技会もこのような形に近づいてくると、新体操の認知度は徐々に上がっていくかと思います。
せっかく演技会をするならたくさんの人に集まってもらいたい。であれば、たくさんの人の興味を集めるだけの話題の作り方の工夫が必要です。
人の興味の方向はたくさんありますし、その地域によってニーズがあるものもそれぞれです。
その中で多くの人が集まってくれそうなものと力をあわせてイベントを起こすことによって、最終的には新体操の認知度が高まります。

そう、最初のきっかけは新体操を見にくることじゃなくていいんです!

試合の運営もそうですが、とにかく今の新体操界には、外の人と関わる機会が必要だと思います。
広めるためには、自らが足を運んで外の人から知識を入れることが必要なのでは…。
それがやがて、新たな発見を生み、新たな人脈をうみ、進化・発展に繋がると思うからです。

そういう意味では、青森にいた4年間で僕はこのブルーフェスティバルや舞台BLUEに多くを学ばせていただきました。
来週、お時間がある方は是非足を運んで見てください!

仕事として関わってもらう


先ほどの話と繋がりますが、たくさんの人の興味を集めなくてはいけないので、いろんな種類の仕事をしている人と関わることが必要になると思います。

例えば、新体操のユニフォームは「ササキ」「チャコット」といったメーカーが主に作っています。
そうなれば、自然とその人たちは新体操の関連人口になるわけです。
あとは…。
試合にくる新聞記者の人、全日本選手権の放送を行っているスカイAに関わる人、選手のチームジャージを作成しているメーカーの人、試合のポスターを作っている人、警備会社の人…。
たくさんありますが、もっと集めることができるのでは?

例えば、試合会場にB級グルメの屋台を出してもらうとか、会場にくる選手が使うバス会社やホテルを指定して提携するとか、映像制作会社にプロモーションビデオを作ってもらうとか、大会記念Tシャツのデザインを美大生限定で募集するとか…。
なんでも浮かびますね。
何を組み合わせるかはかなり大事な選択なのですが、まずは何でもかんでも案を出すことが大事なんだと思います。

少しでも多くの人に、仕事として新体操の試合運営に関わってもらうことを心がけることによって、関連人口の増加が可能になると思います。

まとめ


僕の頭の中でもうまくまとまってないので、わかりにくかったかもしれませんが、とにかく新体操を知らない人にどうやって知ってもらえるかを考える必要があります。

競技人口の増加は同時に目指しつつも、優先順位は関連人口の増加が先です。

国内でどんどんそういうイベントなどが増えていくといいですね☺
ではまた次回!

井藤 亘(いとう わたる)

・シルクドゥソレイユアーティスト(Cirque du Soleil)

Twitter:@wataru_cirque

Instagram:@wataru_cirque


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