【あらゆる場面で役立つ】論理的に解決策を導く技術
皆さんこんにちは。わたるです。
昨日、温泉に入っていたのですがそこで外国の方と話す場面がありました。
僕は英語が話せなく、海外にもまだ行ったことないのですが、拙い英語で話していたら
「君は英語話せないし、外国にも行ったことないって言ってたけど、素晴らしい英語を喋るね」
と言ってくれて、身も心も温まりました。
帰り際には、僕が「じゃあね!!」と言うと
彼は「またね!!」と返してくれました。
ニュアンスが少し変えるだけで、粋な計らいは出来るんだなと思いましたし僕もそんな大人になりたいなって思った瞬間でした。(結局、その後本当に偶然会って互いに喜びました笑)
さて、本日は
論理的に解決策を導く技術
というお話をしたいと思います。
論理的に考えろとよく言われますが、そのための技術や方法はあまり言語化されていません。
今回はその部分に触れてきたいと思います。
1.論理的に解決策を導く技術
結論から言うと、論理的に解決策を導く技術は
戦略思考
です。(元々は、外資系コンサルティングファームなどが使っているツールだそうです)
戦略思考とは
「経営課題に対して、経営者視点で環境を正しくとらえ、課題の優先順位を明確にしながら戦略目標を達成に導く思考法」(引用:ビジネスキル大全)
の事を意味します。
つまり、本質を見抜く思考という事ですね。
では、どうしたら本質を見抜けるようになるのか。
それは、2段階のプロセスによって行われます。
2.本質を見抜く2段階プロセス
本質を見抜く2段階プロセスは以下の通りです。
①事象を分解する
②定義づけを行う
1つずつ説明していきましょう。
①事象を分解する
事象を分解するという事は
一度パーツに解きほぐし、個々の要素を把握するという事です。
例えば、理髪店を例に挙げましょう。
髪を切りに行きたい人が
理髪店A:髪を切る+洗髪+髭剃りが行われ4000円
理髪店B:髪を切るのみで1000円
の2つを比べます。(※カットのクオリティには差異がないものとします)
髪を切るとして、4000円を払うべきか、1000円で済ますべきか悩んだとします。
これに対し、
「1000円カットで十分だ」
「いやいや、髪を洗ってくれるし髭も剃ってくれるしむしろ安いだろ」
と言い合っていたら解決しません。
早速、事象を分解します。
この例では、時間とサービス内容に分解する事ができますね。
時間というのは、施術時間という事です(Aの方がサービスが豊富なので時間がかかる。)
事象分解は以上です。(簡単な例なので工数が少ない…)
続いて第2ステップの定義づけです。
②定義づけを行う
今回の例は理髪店です。
理髪店の本質は「髪を切る事」と定義づけすることができます。
すると、理髪店Aでは髪を切るという本質以外のサービスに多くの料金と時間が割かれていることが分かります。
また、よく考えてみると洗髪や髭剃りなどは、家で自分で出来るサービスです。
こう考えると、理髪店Aがどこか高く感じてきませんか?
また、さっきまで
「1000円カットで十分だ」
と言っていたものが
「むしろ1000円カットの方がお得だ」
と説得力が増すのではないでしょうか。
以上が、論理的に解決策を導く技術でした。
3.おわりに
本日は、論理的に解決策を導く技術というお話をしました。
タイトルだけ聞くと難しい風に感じますが
身近な例で考えてみると少しは易しく感じるので
具体化したり抽象化したりするのはおすすめです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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