札幌での苦悩
こんにちわ
札幌市北区にてコミュニティスペースの運営をしている「わたる」です!
大原航とは何者か第二弾
↓こちらが第1弾
第二弾として最近の苦悩をまとめていきます。
ADHDとして診断されるまで
【昨年~社長秘書だった】
昨年の7月~社長秘書的な業務を委託されてしておりました。
運転手、荷物運び、買い出し、事務、雑務…。
そんな日々が続いた。
ある程度、自由に動ける分、突発的に呼ばれる。自分の仕事がそうだと思っていた。
9月下旬から札幌に事務所を構えることになった。
自由な時間に動くより9~18時のルーティンワークになり、やることなくてもいなくてはいけない。
早く終わらせたら次にやることを作らないといけない。
会社員的な働き方になってしまった。
それまでは順調に思えたが、そこから徐々に…日々、萎縮してコミュニケーションが社長とうまく取れない。
【請求書が作れない?】
請求書を作ってほしいと頼まれることがたまにある。
pdfデータからacrobatで直接編集して作成することが多かったが非効率だと思い、似せたものをエクセルで他のスタッフに作ってもらった。
そして、ある日請求書作成を頼まれた際にこのエクセルデータから作ろうと試した。
わたる「できました!」
社長「早いな!…間違ってんぞ!ちゃんと確認したか?」
わたる「どこが間違ってましたか…?」
社長「早いのはいいけど確認しろ!どこが間違ってるのかもわからないのか!金額なおってないぞ!」
わたる「すいません…」
↑この請求書でいうところの合計額=ご請求金額になっているべきだが前のデータのままになってしまった。
品目から関数で合計になるようになっていたが合計の値がご請求金額になるようになっていなかった。
#なんでだよ !
その直後すぐに訂正し提出し事なきを得た。
#すぐにエクセルデータ 、も手直し
別日にまた頼まれたのだが、次は別な箇所の見落としがあり、注意を受ける。
社長「わたるは請求書の一枚も作れないのか?金額毎回間違うし…どうなってんだ?」
わたる「金額は関数から直したので間違わないようなシステムに変えました。」
僕はなぜ、そうなるのか。どうしたら同じ失敗が起きないのか。という根本から考えなおすことが多い。
そもそもスタッフがミスをしたのは、スタッフ個人の責任ではなく、スタッフにミスをさせてしまったシステムの責任であり、システムを作った僕の責任です。
この西野さんの話に共感していたのでシステムの問題がないように。
この仕組みならミスは起き得ない。そう改善していたのに社長にはどうやら伝わらない。
大原航=確認しない=ミスる=失敗する=信用できない
このような式になる。
【不安と恐れと涙】
もしかしたら自分がおかしいのか。
ふとそのような疑問がよぎった。
日々、不安に襲われ。朝起きることも動くことも怖くなる。
起きれなくなり、布団にもぐり塞ぎこむ。
油断すると急に涙が出てしまう。
何故なのか?
かつて何度も仕事が長続きしなかったり、人とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、衝動的に動いてしまうことも多々あった。
自分はなんでダメなんだろう…と責めがちになっていた。
【何故確認できないのか?追及…】
鬱っぽくなり社長に対して何故か、社長にビビっている。恐れている。
意思疎通もできないし、伝えたいことが伝わらない。萎縮し、どもる。
この症状はなんなのか。
思い返すと怒られていても「なんでだろう…」「早く終わらないかな。終わったらデータ直すのに…」とか関係ない思考がぐるぐるする。
グーグル先生に頼ったり、youtubeで動画を検索…。
もしかしたら…。
僕はADHDなのか?
診断テストをいくつかのサイトで試すも傾向が強いとなる。
これだ!!
【そして精神科へ】
病院に行くために電話するも数ヶ月先の予約と言われた。
場所によってはコロナ禍だから初診は受けれない。
区役所にも紹介してもらい、どうにか病院を予約。
2021年2月2日
生い立ちや現状の困りごとをお話しした。
先生「確かにADHDの傾向が強いですね。より細かく検査することもできますがどうしますか」
わたる「検査するとどうなりますか」
先生「ADHDで診断がつくと障害と認定されますし、それがいいのかは本人の心の持ちようなどもあるので…。ここまで知れたからよかったで終わりでもいいですし」
わたる「それならしっかり知りたいので詳しく検査をお願いします」
初診時は傾向がある。ということまで判明した。
次回は母親を交えて精密に検査することになる。
【二度目の診察~検査結果】
2021年2月26日
大阪から戻り親とともに精密検査。
母親には非常に申し訳ない気持ちだった。
自分の脳に問題があるんじゃないかって急に訴えてきたわけだから混乱もする
診察では生い立ちや、うまくいかなかったことを細かく説明する。
2021年3月18日
僕、単独で病院へ。
最近の変わりがなかったか、母親の回答と僕の回答の整合性があることをきく。
主治医からは「ADHDです。ASDはグレーゾーンで傾向はありますね。薬や手帳の取得などはどうしますか」
この回答に僕は安堵した。
今までの僕の考え方がおかしかったわけではない。
僕の努力不足や性格の問題ではない。
長年の悩みが晴れた瞬間である。
この能力、特性を活かして自分らしく生きようとより思えた。
【ADHDとは】
注意欠陥・多動性障害(ADHD)とはどんな病気?
注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは発達障害の一種の病気です。特徴的な症状として、年齢に見合わない「不注意さ」、好きなこと以外に対する集中力がなくほとんど関心や興味を示さない「多動性」、思いついたことをよく考えずに即座に行動に移してしまう「衝動性」が見られます。場に応じてコントロールすることが苦手な状態のため、様々な症状やミスや不注意などの症状が他の人と比べて目立ちやすくなります。そのため、職場や家庭での日常生活に支障をきたすおそれがあります。
↑このあたりが非常にわかりやすいのでぜひ!
○ ADは「はしさき」こと
・話が聞けない
・集中できない
・先延ばしにしてしまう
・記憶できない
【ASDとは】
ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)の症状とは
社会的なコミュニケーションや他の人とのやりとりが上手く出来ない、興味や活動が偏るといった特徴を持っていて、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群といった呼び方をされることもあります。問診や心理検査などを通して診断されます。親の育て方が原因ではなく、感情や認知といった部分に関与する脳の異常だと考えられています。
こちらは
・コミュニケーション
・社会性
・想像力
それぞれの障害とのこと。
【苦悩が晴れてからは…】
病気に関する理解がまだまだできていないのでしっかり理解し向き合っていく。
社会生活がうまくいかない。
そう思っている人は僕以外にも多くいるが、病院に行けずにいるかもしれない。
僕が発信することで少しでも勇気になればと思う。