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みんなあるだろ? 思春期をこじらせた記憶


マザーグース -scary fairy tale-展こんなの描いてます

galleryTetoTetoさま第51回公募展【マザーグース-scary fairy tale-】参加予定です! 出展作品をぼちぼちと描いています〜

出すものチラ見せ

今回のテーマは童話、物語。そういえば私ってあまり童話の類は読んでこなかったかも……と振り返りました。その結果、「私が思う童話や物語の世界ってこれだ!」と自由に描かせていただいてます! 会期中はギャラリーさまのサイトの方で作品画像も見られますので、始まりましたらぜひご覧になってみてくださいね。会期終了後にこちらでも出展作品をご紹介できたらと思います。

詳細は来週にでもご案内いたします〜


以下、展示とは関係ない思い出語り。


思春期をこじらせていた高校時代

物語といえば、高校生の頃は思春期をこじらせて妙な感性のねじれがあり、ちょっと国語の授業で一節習っただけで「落窪物語はエロい」とか「今昔物語集より宇治拾遺物語の方が面白い」とかいう根拠のない思い込みがありました。ちょっと落としたハンカチをイケメンに拾ってもらっただけで「この人私の王子様だ……!」と勘違いしてしまうようなものですね。

しかも厄介なのは、大人になった今でもそのイメージを上書き訂正できていないことです。今ちゃんと読んだら「こんな話だったのか……」と腹落ちするのでしょうが、なかなか、ね。

落窪物語は高校生の頃、私の中でしばらく恋愛物語のNo.1でした(ちなみにそのポジションは数年後に嵐が丘に変わり、現在は高慢と偏見が長いこと座しています)。それだって私がちゃんと読んでない証拠。落窪物語って継子いじめの話なんですよね? 恋愛ってどの程度テーマ的に絡むの? やはり私は一度ちゃんと読め。

あと、こじらせた記憶でいうと、国語の模試で問題文として出された小説のキャラにときめいたりしたこと。下校しながら友人と答え合わせそっちのけで「あのキャラ、クールでカッコよくなかった!?!?」とキャッキャしてました。のちに大学生になり、周囲にその話をしたら「いや、あのキャラにその解釈はありえねえ」と言われましたっけね。

基本的にミーハーでした。ブンガクなんてものは根っから意識しちゃいませんでした。萌えとか尊いとかいう言葉がまだなかった時代の話です。