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ブルアカ パヴァーヌ編を読み終えた感想のはなし

さて、今日は『ブルーアーカイブ 時計仕掛けの花のパヴァーヌ編を読み終えた感想』を話していこうと思う。 


『パヴァーヌ編』

先日、ブルーアーカイブにて『時計仕掛けの花のパヴァーヌ編』読み終えた。

アニメで見た対策委員会編以上に話がしっかりと纏まっており、対策委員会編よりこっちをアニメ化した方が面白かったんじゃ…と思ってみたり。

ただ、ブルアカ始まりのシナリオである対策委員会編をやらないと時系列的にもおかしくなるので、是非2期制作して、パヴァーヌ編をお願いします。

※以下、ネタバレ含む。まだ読んでない方は読んでから推奨!


『アリスという存在』

この物語の中心となっていく、アリスという存在。
最初に読み始めたときには、アンドロイド的な存在の彼女が、本当に物語の主人公で大丈夫か?と疑問に思ったのだが、そんな疑問は杞憂だった。

ゲームを通して成長し、性格も明るく活発になり、非常に人間らしく。
ゲーム語録を使いこなす、まさにゲームと共に育ってきたかのような少女に大変身。

また、何でも素直に受け入れる天真爛漫な性格から、こんなん好きにならん奴おらんやろ…と読んでいる間に何度思った事か。

物語の中でも特に好きなのが、第二章でアリスと先生が一緒に冒険に出かけるエピソード。
ミレニアムの生徒たちと、すっかり仲良くなっており、すでに様々な人間関係が構築されていることに驚いた。

エンジニア部やヴェリタスの面々だけでなく、第1章では敵対していたC&Cの面々ともすっかり打ち解けているのも良い。

その後の展開では囚われの御姫様に。

それを助け行く、先生とミレニアムの生徒たち。
アリスという存在がどれだけ周囲の人間に影響を与えたか、心に残ったか。

多くの人間に対して、彼女という存在が欠かすことの出来ない青春の物語の一部になっているかが、しっかりと描かれている。

また、彼女自身の葛藤と心理描写も素晴らしく。

キャラクターの一人一人を本当に大切にする描写するブルーアーカイブだからこそ、紡がれたシナリオには胸が打たれた。


『王道な物語と結末』

基本的にはミレニアム内で完結する物語だったので、抜群に読みやすく、わかりやすいのも高評価ポイント。

ゲーム部、エンジニア部、ヴェリタス、トレーニング部、C&C、セミナー、特異現象捜査部。

こうして書き出してみると登場人物が多く思えるが、実際にメインで動いているのはゲーム部とC&C、リオくらい。

最後まで少数で物語が進行していくので、場面、場面での混乱がなく、それでいて熱い部分は熱い。

友情、努力、勝利の基本三原則で、しっかりハッピーエンドで終わる。
素晴らしい物語である。


『まとめ』

読み終わった後に調べてみたら、C&Cのイベントやデカグラマトンなどを読むとより楽しめるストーリーだったらしい。

ただ、それらを見なくても十分に楽しめたので、これだけの物語をゲーム体験の中から得られたのって素晴らしいな!と。

これを超えるドラマが紡がれる『エデン条約編』も出来れば早めに読んでみたい。

ブルアカの中でも特に人気の高いシナリオということで、かなり期待値が上がっているが、どうだろうか・・・。

少なくとも言えることは、この『時計仕掛けの花のパヴァーヌ編』ですっかりブルーアーカイブの虜になってしまったようだ。


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