独りで迎える27歳
お誕生日おめでとう、わたし。今日は27歳の誕生日。
誕生日は決まって恋しくなる。何が恋しいのかはわからない。ホームシックでもないし、ただちょっぴり温もりが欲しくなるこの感じ。なんだろう。ポルトガル語のサウダージ(Saudade)って言葉が、いちばんぴったりかな。
Saudade is a deep emotional state of nostalgic or profound melancholic longing for an absent something or someone that one cares for and/or loves. Moreover, it often carries a repressed knowledge that the object of longing might never be had again. (Wikipedia)
久しぶりに、たったひとりで過ごした誕生日。今年はたくさんの時間をひとりで過ごした。たまに、自分といることに疲れちゃうときもあったな。
誕生日の日付も、27という数字も、ただの数字でしかないけれども、なんか特別に感じてしまうのはなんでだろう。お祝いしなくちゃって、そんな気持ちに反抗するように、普段の休日と同じようにのんびり何もしないで過ごした。
「今年はこんな年にしたい、こんな私になりたい」って力んでしまうのはなぜだろう。
コロナであっという間の一年だった。何も前に進んでないように思えて、前に進めてるのかな。成長したのかな。そもそも、前に進む、成長するってなんなんだろう。
今年は、すごくプレッシャーというものを感じることのない年だった。人と自分を比べることが少ない年だった。「あ、こんな楽でいいんだ」って。
27歳はどんな歳になるんだろう。うふふふふ。もうちょっぴり、冒険心が欲しいな。あとちょっぴり強くなりたい。もうちょっと体を動かしたい。