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【即興芝居(インプロ)WSブログ】自分にぴったりの言葉をみつける。対話することでズレに気づくことができる

オンライン・ワークショップでできる大きなことの1つは、相手の言葉(音も含めて)に耳を傾けられること。

即興で演じたあと、演者それぞれの感想を聞くんですね。
よーく聞いてみると、違和感を感じるところがあり、そこをつかまえて、また聞き返す。

それを繰り返していくことでより自分にあった「言葉」がみつかる。

例えば「もっと落ち着いてやれれば」という感想があった。

「ということは焦っていたの?」と聞くと
「いや、ワクワクしていた」となる。

で、あれば「落ち着いて」という言葉よりももっと合ったものがあるんじゃないか?
そう思い、掘っていくと

「相手の言っていることをもっと受け取る。捕まえる」

という言葉になっていった。

自分の感覚を言葉にするとき、しっくりきてないが、なんとなくこんな感じ~と言葉を当てはめてることがある。

フィットしてない服のように、なんとなく着れてるんだけどどちらかというと「着せられてる」状態。

そこに気づかないことも多い。

まず違和感があることに気づいていく。

そしてより自分にあった言葉を探していく。

仲間が話ししている言葉の中にいたりもする。映画や舞台や小説なんかに隠れていたりもする。

見つけたときの嬉しさはすごい。

自分のサイズにぴったりの服は嬉しいものね。

自分がクリアになったらよけいに自分が何したいのかわかってくるはず。

これがなかなかに大変だから、人から「これがあんたに合ってるよ」って言われるほうが楽で、そういうことを言ってくれる人を探して、言ってもらってそれで思考停止してることもあるんだよねぇ。

でも、プレゼントしてくれた人がその人に指向性をもってあげたものじゃないことがある。

聞こえは良いし、言ってて気持ちいいんだけど(気持ちいいからよけいに気づかないんだけど)、その言葉はかなりブカブカで全然合ってないことがある。

せめてまだプレゼントした人がその人に向けて言った言葉であれば、その人の体型とかけ離れたものではないだろう。

そしたら、最初は違和感あったけど、何年も着続けていくことで自分がその服にあうこともあるだろう。あ、服の話しは例えだよ(※急に不安になった)

自分にぴったりのことばを見つける。

なかなかに根気がいるけど、はっきり分かっているのは、やっていかなきゃ

見つけられないってこと。

WSは対話することが多いです。感覚の違ういろいろな人と対話することで見えてくるものがあります。

そういう興味がある人もぜひ。一緒に見つけていく旅路。

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