優しさに包まれたんやと思う
昨日、大きめのジャケットを買った。
あまり買ったことのないくらいダボッとするようなサイズ。
試着しているときから着心地が良いというか、安心感みたいなのを感じていた。
それで思い出したことがあった。
それは阪神淡路大震災のとき。
当時ワタリは高校2年生。
被害は大きくなかったものの、ガスが止まり、お風呂が入れなくなった。
余震も続いていて、いつまた大きな地震がくるかわからない状況だった。
その時、ワタリは買いたての大きめのジーパンを寝間着にしていた。
普段の寝間着の上に新品でノンウォッシュのカッタカタのジーパン。
カッタカタだけどサイズが大きいから全然居心地悪くなかった。
大きい地震がきても、いつでも外に出られるし、カッタカタジーパンだから丈夫だし、重ね着してるから温かい。
しばらく、そんな格好で寝ていた。
あのときの大きめのジーパンの「安心感」よ。
大きめのジャケットを羽織りながら、そんなことを思い出した。
服の着心地からそんな頃の記憶が蘇ることもあるんだね。
また先日東京にきた大きめの地震ともつながっているのかもしれない。
明日から始まる名古屋ツアーにも着ていこうかなぁ。
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