ワックスフラワーの育て方
ワックスフラワー
学名:カメラウキウム
Chamelaucium uncinatum
オーストラリア原産
フトモモ科
常緑低木
オーストラリア原産の低木で春頃に花を咲かせます。開花前の蕾の状態が丸くとってもかわいいです。
開花した花は同じフトモモ科のレプトスペルマムに似た雰囲気です。
注目すべきは丸くてかわいい蕾の状態です!!(個人的な意見です)
↑梅ミンツみたいでかわいい蕾
↑開花するとフトモモ科らしいよく見る花
かわいい蕾には唯一の弱点がありまして、めっちゃペタペタします。花には多量の蜜があり、これがペタペタの原因です。
ペタペタを差し引いても有り余るほどかわいいので勘弁してください。
このペタペタの蜜のせいでドライフラワーなどにしてもペタペタ感が残ってしまい綺麗なドライフラワーになりません。
ワックスフラワーのドライフラワーとかたまに売ってますが『あれどーやってんの? 輸入された切り花はペタペタしてないの?』というのが個人的な疑問です。
【管理方法】
オーストラリア原産の植物ではお馴染みの『日当たり、風通しの良いところで管理してください』です。
渡会園芸では暖房などの加温設備は使用せずに生育していますのである程度の寒さでしたら問題なく越冬できると思います。ただ、雪や霜などには注意が必要です。屋根のある場所や地域によっては夜間の寒さ対策が必要な場合もあります。
寒さ、日光に当たることで花色が濃くなり、逆に暖かく、日当たりが悪いと花色が薄くなる傾向があります。
水は土が乾いたのを確認してたっぷりと与えてください。個人的には水切れには特に弱い気がします。カリカリに乾かしてしまうと一瞬で昇天することがありますのでご注意ください。
枝先がすこし下を向いて鉢が軽くなっていたらただちに水をたっぷり与えてください。
植物の水やりについてはコチラをチェック!!
受け皿を使用して育てる場合、受け皿に水を溜めたままにするのは根腐れの原因になることがあるのでご注意ください。
花が咲き終わったら剪定してあげてください。気温が高い生育期にはどんどん枝が伸びるので剪定をしないとビヨンビヨンのダランダランになってしまいます。
植え替えは2回りほど大きな鉢へ水はけの良い酸性用土を使用して行ってください。
水はけの良い土でたっぷり水を与えて育てるのが上手く育てるコツな気がしてます。
まぁ、ざっくりとこんな感じです。
生育難易度はそこまで高くないとは思いますが水切れで一発昇天の可能性があるのと剪定しないと取り返しがつかないくらいビヨンビヨンになるのだけは注意してください。
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