宇多田ヒカルのTravelingのリズムをブログに活かせないか
聴くと体が自動的に踊りだすような、そんな感覚になる曲ってありますよね。
そんな曲の一つ、宇多田ヒカルのTraveling。この曲はメロディといい、歌詞といい、とてもリズミカルです。
聴くと頭が上下に微振動し、歩くテンポが軽やかになります。雨でも。
このリズミカルな感覚を、ブログにも持ち込めたら面白いなと思います。
以下、音楽の専門家でないのですが、素人目線でリズムに乗れる理由を分析。
前奏1(最初の演奏だけの部分)
・一定のテンポ、同じメロディを高速で繰り返す
・無機質にならないよう、かるく他の音を重ねる
・終わりに向け少しあげる
前奏2(Da Da Lu)
・基本は前奏1の繰り返し
・そこにDa Da Luを重ねることで厚みが増し、曲が本格的に始まるよーてのが分かる
・真ん中でUh wowを挿入
・「Da Da Lu」×7 + 「Uh wow」 + 「Da Da Lu」×7
・最後はぬく
Aメロ
歌詞:
仕事にも精が出る
金曜の午後
タクシーもすぐつかまる(飛び乗る)
目指すは君
どちらまで行かれます?
ちょっとそこまで
不景気で困ります(閉めます)
ドアに注意
・U音で終わるものと、名詞などでです・ますを省いた形の連続
・飛び乗る、閉めます…4音、動詞、間にぴったりおさまる
・歌詞はすべて繋がっている、物語調
・前奏に使われていたメロディーはなくなる
・テンポは残る(4拍子っていうの?)
Bメロ
歌詞:
風にまたぎ月へ登り 僕の席は君の隣
ふいに我に返りクラリ 春の夜の夢の如し
・前奏のメロディーがバックに復活
・3音の単語の連続
・半分はi音で終わる
・"僕の"と"君の"と同じ形が交互に入ることで一つのリズムあり
・i音で揃えられてからの
・o音の連続
・そして"如し"はまたi音で終わる。よって、このBメロからサビへの変換が行われた
サビ
・歌詞の並び方自体は単調、単純。だけどリズム感あり
・バックで複雑に音がからみあう
・"Traveling"の連続
・3音が続いた後に、一気に長い部分(例:"壊したくなる衝動"の部分)
こんな感じで続いていきます。ふう。慣れないことすると、気づいたときにドッと疲れがきますね。
ブログにこのリズムを昇華できるか?
さて、僕にとって最も重要なのは、このリズム感をブログで出すことができるかどうかです。簡単じゃない。
Da Da Lu Da Da Lu…
こんなことブログで書いてたら意味分からないで終わるよね、例えば。
活かせそうなのはこういうところでしょうか?
・同じ音で終わる
・続ける
・2種類ほどの文章の終り方を、連続で。
・会話文を工夫
・短い文章を何個も繋げる
・短い文章の後に、長い文章
・"、"でリズム感を整える
・いくつかの文章を束ねて、その束の間に明確な"空白"を作る
・前奏、Aメロ、サビなどをはっきりと
・カタカナ、ひらがな、漢字でリズムを取る
・冗談を挟むタイミング…
…とか?
まあ普通に書いてても、ここにあげたことは気にしてる人、多いと思います。読みやすさを考えると、気になるので。あ、ちょっとここ硬いな、とか。
音楽のリズムを、文章に昇華させる。できればかなり、読みやすいかも。俳句や短歌、詩なんかも、リズムが重要な位置を占めてますからね。
以上、わたぽんでした。ほなね!