ミモザ作品で思う"私らしさ"
こんにちはwatanuki(わたぬき)です!
国際女性デーでもある今日3月8日は、イタリアでは男性から大切な女性へミモザを送る【ミモザの日】でもあるそうです。
そんなミモザの日に、珍しくちょっと作家らしい?悩みのお話しを今回はさせて頂きたいと思います。
黄色くてフワフワで、春の訪れを教えてくれるようなミモザ。
ミモザのお花は私も大好きで、いつも「何とか作品にしたい」と思っているモチーフのひとつです。
でも今まで私が作ったミモザはこの"モンシロチョウとミモザのバレッタ"だけ。
かれこれ2年以上前の、あるイベントに参加するために作ったこのバレッタ。
刺繍を始めてからも間もない頃で、こうして今見ると少しだけ気恥ずかしい気持ちになったりもしますw
どうしてこれ以降、ミモザ作品を作っていないのか…
簡単に言うと、大好きなお花なのと同時に【自分らしさ】みたいなものが掴めずにいるのです。
ミモザは人気のモチーフで、様々なジャンルの沢山の作家さんが自分らしい【ミモザ】を作られている中、どうにも"私らしい"と思えるようなデザインが思い付かないまま、数年が経ってしまいました。
今までチャレンジしようと何度も図案を考えたりもしたのですが、結局しっくりこなくてお蔵入りになり続けていますw
実はそんな感じで、作りたいけれど、形に出来ていないモチーフはいくつもあったりします。
【自分らしさ】って【私らしさ】ってなんだろう…
ミモザの季節がくる度、そんな事を考えます。
でもその度に、"闇雲に無理をして考えて掴むものでもない"と思い直し、「いつかきっと、ぼんやりとお散歩をしたり、美味しいものを食べたり、ふとした時にでも思いつくだろう」と呑気に構えてまた季節が巡ってゆくのです。