FYI.6 マスク着用、個人の判断に
世間はWBCの大谷&ヌートバーフィーバーで沸いていますね。東京オリンピックの時は無人の観客席が、今は人で埋め尽くされて、喉元過ぎれば熱さ忘れるというのか、春の陽気も手伝って、人々の弾けるエネルギーを感じます。
そして本日から、マスク着用が「個人の判断」ベースに。「個人の判断」というのは、これまで同調圧力について繰り返し批判される日本社会において、その影響がどのように現れるかが見えやすい設定で、私たち個々が試されているというか、「自分で考える」ということを一旦させられるわけで、今後どうなるのか興味深いなと思っています。
マスクの着用については、WHOが1月に暫定ガイドラインを出していて、あくまで「推奨」という言い方になっています。また、別のペーパーには、PHSM(Public Health and Social Measures:公衆衛生と社会対策)として、
・手指衛生
・judicious (賢明な)マスク着用
・physical(物理的な)ディスタンス
を推奨するとあります。
「賢明な」マスク着用、というのは、義務ベースの硬直的な発想ではなく、そのときどきで判断をしながら最適な着用をしましょう、ということでしょうか。ちなみに、以前はソーシャル・ディスタンスと言われていたのが、それだと社会的な人間関係の断絶も想起されてしまうということから、フィジカル・ディスタンスという言い方に変わってきているようです。
【Information sorces】
久しぶりにこちらをチェックしました。コロナが世界に大きな爪痕を残したことを実感します。これまで世界のコロナ感染者の動向を追ってきたジョンズ・ホプキンス大学も、3月10日で作業更新を終了したということです。