占領下の抵抗(注xxiv)
作家の津原泰水氏は2018.12.6 Twitter(現X)上で
と述べた後
とコメントしています。
前半部分はともかく、後半部の志賀直哉の「国語問題」に関する考えは、拙論と同じではないが、それを一つの作戦として捉えているという点で、類似した方向性がある。
拙論を書くにあたっては、その動機として、志賀の「国語問題」について、それを作戦として捉える見方が全く見受けられない事に対する強い違和感があった。
津原泰水氏の発言を知らなかった事は全く私の不覚の致すところです。
本日(2024.1.3.)この発言を見つけた時、私は嬉しくなり、後先考えずに、あわててコメントを返してしまった。しかし、津原泰水が2022.10.2.に亡くなっている事をすぐに知った。
ご冥福をお祈り致します。
戦後のGHQのローマ字化政策の流れについては注xxviiに引用を元にまとめました。↓
この記事は↓の論考に付した注です。本文中の(xxiv)より、ここへ繋がるようになっています。
津原泰水氏Twitter