結婚観

 ブログを書くのは久しぶりです。ブログ内で僕は、普段、身近な人たちとやり取りしているようなお喋りとは、少し異なる内容を綴ろうと思っています。秘めた想いというやつでしょうか?
 さて、今回は僕の結婚観について綴ろうと思います。僕は、結婚は縛りだと考えています。互いを繋ぎ止めるために籍を入れる。もし別れたいと思っても、手続きなど色々と面倒ごとがあるため、安々と離婚は出来ない。一度結婚すれば、良くも悪くも一先ず互いを繋ぎ止められる。その程度のものだと思っています。
 子供が欲しい場合は、結婚していた方が何かといいのでしょう。僕には子供がいないのでよく分かりませんが、子供がいなければ特に結婚する必要はないと思います。籍を入れずとも、パートナーと一緒にいたければ、ただ一緒にいればいいのです。
 それでもこの先、僕がパートナーより先に死んでしまった場合、‘同居人のパートナー’というあり方だと、遺産を渡すことは出来ないのでしょうか? まだ調べていないのでよく分かりませんし、僕に残せる遺産など今のところ無いに等しいので、やはり今は結婚せずとも問題はありません。一緒に気兼ねなく暮らしていければ、不自由なことはありません。
 また、‘互いに死んだ時は同じ墓に入りたい’といったことをパートナーと話したことがありますが、その願いもやはり籍を入れないと叶わないのでしょうか。それについても調べていないし、そんな先のことは考えられず、どうなるかは分かりません。死んでしまっても、互いの魂が永遠にどこかを漂いながら一緒にいられたらいいな、などと思ったりもします。
 つまり一緒にいたい気持ちさえあれば、何十年結婚しないままずっと一緒に暮らしていても何の不思議もないのです。ただ僕は芸術家ですが、それがもし成功すれば結婚をしてみたいという想いもあります。それは僕の中で、大人の生活、大人の生き方のように思えます。その時は現在の狭い住まいから引っ越し、広い住居に住み、車を買い・・・という変化があるかも知れません。
 僕は43歳という年齢ではありますが、子供っぽい部分を沢山抱えて生きている気がします。結婚は大人がするイメージ。契約書で結びつくカップルの在り方。でもいつか芸術で成功したら、年齢は関係なく、精神的な意味で大人を味わえる日、つまり結婚をする日が来るかも知れません。
 僕はただ子供っぽさを抱えたまま生きていたくて、堅苦しいイメージの結婚をしないだけかも知れません。あるいは自分の生き方に自信がないだけかも知れません。自分が結婚出来る程の立派な人間なのか、という気もします。そう、結婚はプレッシャーです。
 僕のパートナーも僕と似たような意見、あるいはそれ以上に結婚のあり方、カップルの存在意義に強い想いを持っています。そんな訳で、パートナーと話し合って来た結果もあり、僕たちは今後も暫く結婚とは縁のないまま暮らしていくでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?