声が出なくなった話。
ベスタです。
今年最初のnote更新になります。
ちょっと遅くなりましたが、皆さん今年もよろしくお願いいたします。笑
さて、ちょっとドキっとするタイトルですが…
前回の投稿にて、「ライブがもうできないかもとか次が最後かもと実感することが多い一年だった」といった内容をチラりと書きました。
そう感じた最大の理由について、今日は書こうと思います。
（本当は言わないでおこうと思ってましたが、まだ時間がかかりそうなので、ちゃんと皆さんにお伝えしなればならないと思い、書くことを決めました。）
声が出なくなった日
遡ること7ヶ月。
昨年はコロナの影響でライブやイベントが軒並み中止になっちゃって、色々な情報が錯綜しライブハウスの経営が危うくなり、「僕らにとって何よりも大切な場所を守りたい」そんな思いから昨年4月に【徒歩０秒Live】というライブハウスからの配信ライブ企画をスタートさせました。
4月と5月に立て続けに3回ほど配信ライブを開催させていただき、本当に沢山の方に観てもらって、協力してくださいました。(改めて御礼申し上げます！)
その後、緊急事態宣言も出されサポートメンバーやスタッフの安全面も考慮して、一旦開催を見送ることにした6月。
制作期間にしようと言うことで、曲を作ったり、編曲を頼んだり、今後のことを考えたり、何か楽しいことを始めたり…そんな期間にしようと動き始めた矢先。。。
あれ…？
なんか声が枯れてきたゾ…
天然クランチ期
歌ってるとすぐ声が枯れるし、裏声は全く出なくなりました。
歌うと何の兆候もなくいきなりひずんだり、音が飛んだりする感じ。
実は2019年の後半くらいから、本調子にならないことが増えきていたのは自分自身感じていましたが、ボイトレは続けていたし、喉にいいとされることは色々と、本当に色々とやってきました。（加湿、マヌカハニー、漢方、ストレッチ、吸入器、スロートティーなどなど・・）
歌手の間でとても有名な耳鼻科の先生に診て頂き、カメラで声帯や副鼻腔の状態を診察してもらったけど、特に問題なし。とりあえず何かしらに効きそうな消炎剤などを処方してもらって様子見に。
しかし残念ながら改善せず、その数日後には話すこともできないほどに声が出なくなってしまいました。（カッスカスのスッカスカ。ナチュラルにあのお方のモノマネができちゃう「平泉期」に突入。）
その間にも有難いことに楽曲提供のご依頼やBGM制作、CMの撮影などなど沢山頂いていたので、本当にこの時期キツかった。
出演のご依頼などをいただいたりしてもお断りしなければならずに心苦しく申し訳ない気持ちで一杯でした。(懲りずにまた誘ってください！)
平泉期からのダースベーダー期
耳鼻科の先生から紹介していただき、北海道随一の音声外来の先生の元へ。
再びカメラで声帯を見ながら声を出したり歌ったり（超苦しい）。でもやっぱり声帯や声帯周りに問題なし。「ケースとしては逆流性食道炎によって声枯れに繋がることがある」とのことで、胃の薬をもらい、食生活の見直しと生活習慣の改善を始めました。（たしかに夜更かししたり夜食食べたりしてたなと反省した…）
数週間後、、、
改善なし。
なんなん。
喉が痛いわけでもないし、どこも具合悪くないし、むしろめちゃくちゃ体の調子はいい。
ただ声が出ないだけ。
そしてそれが何より辛い。
一生声出なかったらどうしよう。
もうライブで二度も気持ちよく歌えないかもしれない。
本気でそう思いました。
さらに数週間節制とリハビリを続けていると、平泉期から少し回復してきました。でも裏声だけがほぼ息漏れだけのシュコー、シュコーなダースベーダー期に突入。ただ、いっこ白状します。僕スターウォーズ見たことありません。
ある先生との出会い
発症から数ヶ月経過し、少しずつ少しずつ回復してるようなしていないような、さざ波みたいな行ったり来たりするコンディションの中、江別蔦屋書店でのライブイベントにお客さんとして遊びに。
その時出演してたのが友人のシンガーソングライター、中田雅史。
雅史とお互いの近況を話したりしている中で、当然声の話しに。
するとなんと、彼も同じ症状と戦っていた時期があるという。
なんてことだ、こんなに近くにヒントがあったなんて。
彼はあることをキッカケに数年前に【上咽頭炎】という症状を発症し、僕と同じような症状に悩まされていて、数年闘病を続け、最終的にある先生に出会い、今ではライブもできるほどに回復したとのこと。（そしてたぶん僕が聞いていない色んな死闘や努力も沢山あったと思う）
雅史からその先生を紹介してもらって、診察してもらうことに。
結果はやはり【上咽頭炎】の可能性があるとの診断でした。
（ただ、鼻炎を持っていたりアレルギー体質とのこともあり、あくまで可能性であるとのこと）
同じ症状に悩むボーカリストは意外と多いようです。
治療を始めて、だいぶ、感覚的には6割くらい良くなってきたのが去年の11月頃。
その間、ライブはおろか配信ライブも一切してませんでした。（とてもできる状態ではなかった）
その時にちゃんとライブや配信をしない理由をみんなに話して、納得してもらうべきだったのかもしれない。
ただ、何の因果かちょうど世の中はコロナ真っ只中で、みんながみんなじっくりと水面下で活動を続けざるを得ないような状況であったこと、みんなに心配を掛けたくないこと、なるべくなら何事もなかったかのように復帰したい（その方がかっこいいし笑）、様々なことが僕の中で重なって、言わずにきっちり治しきろうと思いました。
去年の11月から少しずつ配信ライブや動画の撮影などを再開し始めましたが、発症初期に比べて劇的に回復してきているとはいえ、自分の中で到底納得のできるパフォーマンスに至らず、本当に悔しいのだけれど、未だに発声においてコントロールができない部分が多々残っている現状です。
聞き苦しいと思わせてしまったこともあると思います。（自分だからより気になるのはあると思うけど）
まだ時間がかかるかもしれません。
今日も先生のところに行ってきました。
本当は効果的な可能性が高い治療も現在の感染対策上の問題によって施せないでいるという現状もあります。
が、何をしてでも長年悩まされ続けている鼻の不調も必ず完治させます。
もう少しだけ、どうか長い目で見ていてください。
ただ、届けたい歌はある。
だから今できる精一杯で歌い続けようと思います。
もしかしたらこれを伝えることでまた一つ何かが変わるかもしれない。
もしかしたら僕と同じような症状に悩んでいる人が他にもいるかもしれない。
そんな人にももし何かヒントになればと思い、公表することにしました。
長々とまとまりなく書いてしましましたが、読んでいただきありがとう！
今回のことで自分が歌が、音楽が、本当に大好きで、なくなったらものすごいストレスなんだということに改めて気付けました！
これは僕にとって必ずプラスになると思います。
最後に、声が出なくなったことの相談を聞いてくれたり、助言をくれたり、励ましてくれた沢山の友人や仲間や先輩たちにこの場をお借りして心から感謝申し上げます。（そんなことを相談されて相当困ったことでしょう…皆さん素晴らしい包容力…）
そして明日！というか日が変わって本日！
10周年目の2021年、最初のライブ。
ソウルメイト（心の友）という名前の弾き語りワンマンライブです。
僕なりに色んな覚悟を持って挑む日になりそうです。
入場チケットは完売しておりますが、プレミア配信にて良かったら参加して頂けたら本当に嬉しい。
一緒に楽しい夜にしましょう！！
Watana Besta SOCIAL club
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デビュー10周年を迎えたシンガーソングライター「Watana Besta SOCIAL club」弾き語りワンマンライブ「Soul Mate（ソウルメイト）」開催決定！
【Soul Mateとは・・・】
「Soul Mate」はWatana Besta SOCIAL clubの原点回帰とも言える、たった一人での弾き語りライブです。
また「Soul Mate」はシリーズ開催となり、毎回必ず新曲を披露します。
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【開催日時】
2021年1月23日 [土]
【会場】
UNION FIELD（札幌市中央区南7条西4丁目LC七番館5F）
【時間】
開場 19:30 / 開演 20:00
【入場料】
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000
※限定15名様(※入場チケットは完売しました)
※別途1ドリンク
【プレミア配信チケット】
¥1,500
https://twitcasting.tv/watanabestasc/shopcart/48248
※チケットをご購入の方は生配信終了後から２週間何度でもこのライブのアーカイブを視聴することが可能です。イベント終了後でも14日間は配信チケット購入可能です。
※視聴にはインターネット環境が必要となります。
ご自身の通信環境や機種、設定によっては、画質や音質が安定しない可能性もございますので、あらかじめご了承下さい。PCでの有線接続を推奨しております。タブレットやスマートフォンの場合はWi－Fiに繋いで頂き、有線のヘッドフォン等を使用してご視聴頂く事をお勧め致します。
※最初の設定で「低画質」、「標準画質」が選ばれておりますが、「高画質」、「ソース画質」を選択して頂くとよりよい画質で視聴頂けます。ただし、通信速度が遅く映像が反映されない方は、低画質をお試し下さい。