リスアニLIVEが欲張りセットすぎた。
1/26に日本武道館で行われた『リスアニLIVE 2025 SUNDAY STAGE』に行ってきた!!
開催発表時から楽しみにしてたライブだったが、想像のはるか彼方上空を超えるライブだった。
2025年最初の記事になるが、まあ簡単に振り返っていこう。
◎目的のアーティストはもちろん、「あのバンド」とアイドル
今回のリスアニLIVEに参加した理由はもちろん、結束バンド!!……そして、ストレイライト!!
いやまずね、僕が最も推してる2大コンテンツが同じライブで見られるって……
もちろんそのほかのアーティストさんたちもアニメを見ていれば一度は名前を聞いたことがある素晴らしい方ばかり。
約束されたライブとはまさにこのことかと思うラインナップだった。
◎初リスアニLINE、初武道館
リスアニLIVEは今回で15周年。
もちろん毎年この時期に開催されていることはオタクになり始めた頃から知っていたが、参加は今回が初。
どんな構成のライブなのか、実は何も知らずに会場にやってきたのだ。(またしても何も知らない僕)
加えて、武道館に来るのも初めて!
数多の有名アーティストたちが憧れの地であり、ジャンルを超えて多くのアーティストたちがライブをやってきた会場。
当然アニソン界隈のライブも数多く開催されているが、なぜか一度も縁がなかった。
かの有名な武道館に立ち入るという意味でもとてもワクワクしていた。
何も知らない無垢な赤ちゃん状態で開演時間の16時を迎えたのであった……
◎初っ端でブチ上がるTrySail
開幕は一体どのアーティストが務めるのか。
そんなドキドキを筋力(マッスル)でワクワクにかえるユニットが登場した。
その名も、TrySail。
人気声優ユニットで、もちろん僕も知っている曲がたくさんあるユニットだ。
一曲はなんだろうなぁと思っていたら、胸が高鳴るイントロが流れてきた。
『adrenaline!!!』だあー!!
この曲は本当に何度も聴いても楽しくなれる曲で一時期狂ったように聴いていたので、まさか生で聴ける日が来るとは……。
いきなり喉千切れるくらい叫んでしまいました。
ちなみに、この曲には個人的な思い出が一つある。
ピン芸人時代にネタの中で使用したことがあるのだ。
しかもネタ中に一度流すとかじゃなくて、4〜5回くらいサビの部分を流す。
そう、非公式でこの曲のプロモーションしてました。
このネタをやっていた当時はお笑いライブには配信などの文化がまだほとんどなかったのでこういうことが出来ていたのだが、配信時代とともにこのネタをやることが難しくなっていった。
なので、この曲を聴くとなんだか懐かしい気持ちになるのだ。
まあそんな余談は置いておいて。
その後の曲も聴いたことがある曲も多く(『whiz』好き)、一組目から大満足のライブとなった。
◎予習不足でも感動したアーティストたち
2番目に登場したのはKOTOKOさん。
ラスボスの異名を持つアーティストが早くも登場。
正直、僕がアニソンに触れ始めた時期的にKOTOKOさんの楽曲は馴染みがない。
同じ北海道出身として恥ずべきことです。
そんなわけで初めて聴く曲ばかりだったのだが、それでも力強い歌声に圧倒された。
3番目に登場したのは、halcaさん。
halcaさんの曲はそこそこ聴いたことがある。
かぐや様やかのかりなど、好きなアニメの主題歌を担当しているからだ。
とはいえそこまで詳しいわけではないので、やはり馴染みのない曲の披露もあったのだが。
可愛らしい歌声と表現で心地の良い空間が武道館に広がっていた。
4番目はASCAさん。
これもまた勉強不足で楽曲に関しては馴染みがなかったのだが、とにかくパフォーマンスのかっこよさに魅了された。
なんというか、のちに登場する結束バンドの長谷川育美さんのパフォーマンスを初めて見たときと似たような感覚を感じた。
こんなふうにあまり詳しくないアーティストの方々の魅力に触れることができるのも、アニソンフェスの良いところだなと改めて感じることができた。
◎ついにやってきたあのアイドル
ASCAさんのMCパートが終わり、MCの青木佑磨さんが次のアーティストを呼び込む。
「続いてはあのアイドルの登場です」
叫びながら立ち上がってしまいました……
さぁ、来るぞ。ストレイライトが!!
一曲目は……
『Imitation Ghost』!!!
大好き!!!カッコ良い!!!!
語彙力が幽霊状態になっちゃうくらい素晴らしい曲ということだけ伝われば結構です。
しかもね、普段のライブとは違い生バンドでこの曲が披露されるわけで。
ストレイのただでさえ力強いパフォーマンスによりパワーが増す。
会場の熱気がもうとにかくえげつなかった。
2曲目は、『Timeless Shooting Star』。
今回のライブに向けて改めてストレイの曲を聴き直していたときに好きになったこの曲。
ちょっと運命めいた気持ちになってしまった。
3曲目は『LINKs』。
ストレイの中ではちょっと異質な感じのするこの曲。
ストレイってぶち上がる曲だらけな印象なので、こういうしっかりと聴かせる曲を挟むことで会場にいるシャニP以外の人たちに
「ストレイライトってこういうのも出来るんですよ」
という謎の後方プロデューサーヅラをする気持ちになった。(ちなみに座席はマジで後方)
最後は『Wandering Dream Chaser』
やっぱこれだね!!
昨年放送のアニメでよりストレイにとっての幹のような存在となった感じのあるこの曲。
やっぱり「最後」はこの曲で締めないと。
………最後?
まあ、なにはともあれ大満足のセトリでした。
ちなみに、珍しくセトリ予想というものをしていました。
ひどすぎワロタ。
◎涙腺を直撃するユニバース
ストレイに続いて登場したのは、オーイシマサヨシ!
オーイシさん!!!
オーイシさんの曲は本当に元気になれる曲ばかりで、ついつい口ずさんでしまうものが多い印象。
そんなオーイシさんの一曲目は、『なまらめんこいギャル』
ギャル好き道民の僕にとって、この曲はもう好きにならざるを得ないわけで。もちろん道産子ギャルのアニメも観てた。
そんな個人的に刺さる曲から始まり、さらに盛り上がる曲たちが続く。
そして、個人的にさらにものすごく刺さったのは
『インパーフェクト』
グリッドマンもダイナゼノンもすごく良くてー。
グリッドマンユニバースを劇場で観たとき、この曲が流れた瞬間に泣きました。
そして、うるうる涙腺にとどめを刺したのが
『uni-verse』
会場に響き渡る大合唱。
武道館にひとつの小さな宇宙が生まれていた。
そんな感動的なパフォーマンスとは打って変わってMCが面白おかしいのもオーイシさんの魅力。
マジで漫談とかスタンダップコメディみたいな歩き方で上下に歩き回りながらしゃべってるのが衝撃でした笑
◎あのバンド
いよいよ来ました。
そう、我らが結束バンド。
これまでのアーティストの曲でバックバンドを務めていた方たちではなく、いつもの結束バンドを支えるバンドメンバーを引き連れて登場。
こういうところがこれまでのアニソンアーティストやバンドとは一線を画すところだと個人的には思う。
このこだわりこそが、声優さん達が実際に演奏するリアルバンドではないけど、結束バンドが一組のアーティストとして確立された存在である所以である。
そんな圧倒的な存在感をもつ結束バンドの一曲目は……
青春コンプレックス!!!
超王道じゃん!!!!
結束バンドの大看板であるこの曲。
初期こそ、ここぞという場面で披露されていた曲だが、先のZeppツアーを経てこの曲と同じくらい看板を張れる曲が沢山増えた結束バンド。
なので、個人的にはこの曲は一曲目とかトリとかにはあえてしないだろうなと予想していた。
しかし、やはり初めてのリスアニLIVE。初めての武道館。
そんな手加減はしない最強の一曲目。
またしても喉千切れるくらい「かき鳴らせ」を叫んだ。
その勢いをそのままに次の曲は
『ギターと孤独と蒼い惑星』
はい、もうお手上げです。
王道セトリすぎる。頼むから手加減して。
3曲目は『あのバンド』。
ここまで息つく暇もなく披露される激強曲たち。
育美さんがもうね、当然のようにフルパワーで会場を巻き込んでいく。
野外フェスだろうが、ライブハウスだろうが、武道館だろうが関係ない。
長谷川育美さんはその場を歌で完全に支配する。
「武道」館に相応しく青山吉能さんがいうところの殴るようなボーカルで客席をノックアウトしまくっていた。
星座になれたらでは普段の結束バンドのライブでは見られないペンライトの星が揺れる様子が見られた。
美しい時間が流れたのちに、ボーカル交代。
『転がる岩、君に朝が降る』
この曲は披露されるたびに表情が変わる。
運がいいことに僕はこの曲を何度も生で聴くことができているのだが、毎回表現が驚くほど違う。
歌の中に潜む後藤ひとりと青山吉能さん自身の配分がその時々によって違うのだ。
今回は後藤ひとりが多めだったかな。
後のMCで育美さんが言ったように、限られた幅の中で見せる青山さんの表現力はとてつもない。
今回もやっぱり凄まじいパフォーマンスを見せてくれた結束バンドだった。
そして、パフォーマンスと同じくらいMCパートも最高でした。
ほんとね、あの2人の掛け合いの安定感と言ったらない。なさすぎる。
2人で一生喋っててくれ。
しかも今回はMCの青木佑磨さんの話の引き出し方が本当にファンの気持ちをわかりすぎてた。
お互いがお互いのパフォーマンスについて軽くふざけながらも真摯に語ってくれる。
そんな質問をしてくれた青木さんに感謝。
そして、よぴいくは至高。
◎ベテランバンドのパワーとサプライズ
いよいよ最後!
FLOW!!
最強のアニソンバンドについてはもう何も語ることはないです。
マジでかっこいい。
曲を知ってるとか知らないとかそういうレベルじゃなくて、もう圧。圧です。
そんな圧倒的なパワーでライブが締め括られるなんて最高だなぁと思っていたら……
目を疑う光景が広がってました。
FLOWと見覚えのある衣装を着たアイドル達が舞台上に立っている。
しかも、なんか1人多い。
……は?
うそだろ。
真ん中に、小宮果穂が、いる!!!
披露されたのはFLOWがシャニマスに提供してくれた
『ONE STAR』だった。
正直あんまり記憶ない。
身体中の血液が沸騰する感覚だったのは覚えてる。
いやもうね、こんなワクワクを提供してくれたFLOWの皆さんには感謝以外の言葉が見つからない。
そんな感謝の気持ちを胸に『GO!!!』で叫びまくり、ラストの『GOLD』を胸に刻んでライブを終えました。
◎欲張りハッピーセットライブ
というわけで、夢のような時間をたくさん過ごせたリスアニLIVEの感想でした。
後半は特に僕が個人的に思い入れのあるアーティストや曲たちが連続して披露されたので
「あれ、このライブって俺がセトリ組んだっけ?」
という錯覚を引き起こしました。
とにかもかくにも最高のライブだったので、来年のリスアニLIVEにも期待したいですね。