Reach for the Stars見てきたので正直に思う所をつらつら書きます。[ネタバレあり]
東京ディズニーランドで9月20日から始まった新ナイトエンターテイメント『Reach for the Stars』を見たぞ!
映画を一回見てもちゃんと理解できないタイプなので、あさ~いディズニー好きの感想を書いていこうと思います。
なんか賛否両論あるみたいでしたが、結論から言うと良かったです。
確かに、なんていうか想像してるハードルを越えてきたかというと、ハードルにピッタリぐらいの感じではありましたが、ハードルを越えてなくたって良いもんは良い。という事で。
(飛ぶことがテーマなんだったらハードルぐらい飛び越えてくれという意見が多いのでしょう。)
観賞場所について
まずは見え方のお話。
今回は上の画像の赤丸で見ました。
画像の青色のカブトムシみたいなエリアは座って見れる課金エリアになります。
それ以外の部分は全て立ち見席。
20:40からの回で見ましたが、花火が始まる10分前20:10からは立って待ってくださいと言われましたので、お待ちする皆様はお気を付けください。
おかげで、立ちながらスープカリーを食べることになりました。
混雑具合はと言いますと、やっぱり、18:15分の回よりも20:40の回の方が空いてる気がします。(日曜日に行ったので次の日が月曜という事もあるかもしれませんが…)
この日は19:10頃に場所を探していたら画像の赤丸部分の2列目が空いていたので、そこで待ちながら、エレクトリカルパレードも見れちゃいました。
(パレードが終われば花火までは座って待てます)
あと、プロジェクションマッピングなので城の正面から見た方がきれいだと思います。
近くで見て、炎とかの演出を体で感じるか、遠くても正面で全体を見るかのどっちかが良いと思います。
横からだと空いてますけど、何やってる?って感じだったので。
後は前の人の頭が邪魔で見えないという悲しい事件が多発するので、団子になっているような所は避けた方が良い気がしますね。
今回自分が見た赤丸の所は前に木のブロックがあって、人が居ない空間があるので、前が見やすかったです。
見え方はこんな感じ
ショーについての感想
▽ショーの説明
めちゃくちゃ良かった点
・ウォーリーとイヴのイチャイチャが見れただけで100点のショーだと思います。
しょっぱなから参考にならない事言ってすみません。
だって好きなんだもん!!!!
認知度が低い映画だけど、「WALL・E」ってめちゃくちゃピュアでキュンキュンするラブストーリーなんすよ!
それが、アラジンのホールニューワールドにのせて色んなディズニーカップルの映像が流れる中で、そのトリとして飾るのがウォーリーとイヴの2人。
しかもアラジンより写ってる時間長い。
こんなん、マジで全ウォーリーファンが泣いてるよ。
主役ですやん。。。
いや、本当に良かった。
しかも、このシーンの最後に二人が上に向かって飛び立つシーンがあるんだけど、それにリンクしてシンデレラ城から閃光が打ち上るような演出があって、映像から現実世界にウォーリー達が飛び立ったみたいな。。。
良すぎ。良すぎる。これ考えた人。あんたは偉いよ!
・ダンボのシーン
これも嬉しかった。
ダンボが空を飛ぶサーカスのシーン!
あそこがダンボが過去と決別して、新しい自分に変わる良いシーンのはずなのに、「ダンボ」というキャラだけがウケているこの世の中に少し不満だったので…
ダンボは耳がでかい事を馬鹿にされて、サーカスでも失敗して、いじめられている所をママに助けてもらうんだけど、そのせいでダンボママが隔離されちゃってダンボと離れ離れになっちゃうんだよね。
そのあと、なんやかんやあって大きい耳のおかげで空を飛べるという事に気づき、勇気を出して飛ぶシーン。
泣ける。あのシーン良いよな~
人と違う事は恥ずべきことでは無くて、誇るべきことなんだよね。やっぱ。
・ヘラクレスのシーン
曲が良い。
あの頃のディズニーの曲って、なんか胸に来るんだよなぁ。
・ウィッシュのシーン
ウィッシュって、あんまり評判良くなかったみたいだけど、曲良いよな~
さすが腐ってもディズニー。
(腐らすな)
生田絵梨花の力強い歌声がかなり良い。
(こいつ曲のことしか言わねぇな。)
・メリダとおそろしの森のシーン
なんで「空」がテーマのショーでメリダ?って思ったけどテーマ曲が「Touch the Sky」だからか?(空飛ぶシーンは無いわけだけど)←多分違う
メリダが放つ矢とパイロがリンクしてる演出は面白かった。
間に「あの町のルカ」が挟まってるのはあんまり納得いってない
ストーリーについて思う点
▽ストーリ
リーチフォーザスターズというのは直訳で「星に手を伸ばす」という意味。
これには、空を飛ぶというイメージと、スター=夢を叶えるという二つの意味があるのかな。と個人的に思いました。
マイナー映画やマーベルキャラなども参戦して、キャラクター大集合的なショーなので、そもそもストーリーというストーリーもあまりないのですが、ショーの最初と最後に少しだけナレーションが入ります。
【最初】
「さぁ飛び立とう、自由の風に身を任せて、そして、可能性を切り開くのだ。無限のイマジネーションへ」(ちょっと省略しています)
ディズニーの世界や映画というのは様々なメッセージがあり、いわば、あらゆる自分の if ストーリーなんですよね。
メリダみたいに勇気ある姿に憧れたり、カールじいさんみたいに歳老いたって自分のやりたいことをやる姿に憧れたり、アラジンとジーニーのような友情に憧れたり。
ディズニー作品を通じて、そんな自分の別の可能性を見つけてほしい。
そんなメッセージを感じました。
【最後】
「さあ、次はあなたの番。心を開いて夢を羽ばたかせよう。きっと輝く未来を手にできる。ほら、自分を信じて、星に手を伸ばしてごらん」
夢は願うだけではなく、それに向かって努力する姿に価値がある。
そんなメッセージを感じました。
このメッセージに関しては映画WISHでも言われてた気がします。
WISHは映画にいろんな説明を詰め込められなかっただけで、主題自体は悪くないと思うんだけどなぁ…
「次はあなたの番」っていうのが、映画の中のキャラクターと俺たちの壁を無くしてくれていて、良い表現ですよね!
残念だと思った点
お待たせしました。
愚痴タイムです。
まず。
・プロジェクションマッピング向いてないんとちゃいますの?
って感じですね。お城がキャンバスとして不向きすぎて、映像が普通に見づらい。
プロジェクションマッピングって、建物の形を活かしたような映像だと不思議さが増すっていう特長があると思うんですよね。
城のフチが光るとか、お城が動き出すとか。
だけど、このショーでは、プロジェクターとスクリーンみたいな映像が多めで、そこがちょっと残念でした。
もちろん、グルートのシーンとかミラベルのシーンとか、そういうエフェクトが上手く活用されてるシーンもありましたけど、もう少しそこを楽しみたかった。
シンデレラ城が細いパーツを重ねてるから平らな場所が少ないんだよなぁ~
・「空を飛ぶ」をもっと徹底してほしかった
なんかこの内容なら、無理に「飛ぶ」というテーマを銘打つ必要なかったかな~って感じ。
ソアリンしかり、飛ぶという事が人類の大きな夢だった見たいな背景があって、その延長で「俺たちは飛べる=夢を叶えた」「自由なんだ」「諦めなければなんだってできる」みたいな話かと思ったけど、飛べるキャラを紹介してるだけみたいな感じでしたね。
飛ぶのに関係ないキャラも多かったし。
・一般受けが悪そう
俺たちは分かるし大丈夫だけど…というオタクあるあるな悩みが出るようなディズニー作品のラインナップでしたね。
ここはまぁ加減が難しそう。
最近は映画とかコンテンツの数が莫大になりすぎて、映画といえばディズニー!という方程式も成り立たなくなって来てる。
「そのディズニー映画見たことなぁ~い」なんて話もざらにある。
そんな中で、ディズニーとしてはマイナーな名作も出していきたいし、客離れしないように有名な映画も出さないといけない。
(もちろんオタクとしてはマイナーな映画も出してほしい)
ましてや今回はマーベルまで出してるわけだし、ディズニーは結構思い切ったんだと思う。
ただ、申し訳程度に出てくるインサイドヘッド2とか、あの夏のルカとかは納得いってません。「このショーはプロモーションを含みます」って映像を追加した方が良いレベル笑
結論
まぁ結論は最初に言ったので、あえてもう一度言うような事でもないのですが、、、良かったです!!
ウォーリーとイヴのグッズを出してください!!!!!!