真面目系クズの伏線回収③
前回の続きです。内容盛りだくさんなので、書いている私ですらもはや何を書きたいのか分からなくなってきています。
改めて学びました…
文章を書くときは、自分でも分からなくならないようにしっかりと構成を決めて書かないとだめですね。
反省です。
さて本題です。
この頃学校では転科という大きな選択をしていたタイミングでもありました。本来は、演劇部の有名な大学に編入したいと考えていたのですが、就職することを選びました。
「親が高齢でお金をかけられないと思ったから」
そういって就職を選んだと言っていましたが、8割本当です。自分がちやほやされ認められることばかり考え、夢を追うことから逃げていたのです。
ちやほやされている自分はもしかしたらスカウトされるかも…でも、結局可愛い子に勝てない自分がいて。こんな自分では芸能界なんてやっていけない。完璧でなければ。誰よりも可愛くなければ無理だ。
保険をかける考えもあり、就職を選んだのです。言い訳をし常に本当の自分と戦わずに来ました。
その時何もせずに、逃げた後悔は大きいです。
本当に馬鹿ですよね。
スカウト?そんなことあるわけないのに。
自分にそんな価値あるわけないじゃん。
でも否定されるのが怖かったから自分から踏み出すことはできなかった。
というか今でも怖いです。
オーディションって否定されに行くところじゃないですか。
自分のダメさ加減を味わう場所じゃないですか。
なんでここまで怖くなってしまったんでしょうね。
なんでこんな凝り固まった考えしかできないんでしょうね。
ダメでも、ただ「合わなかっただけ」と考えるか、「もっと努力しよう」という考えになることが出来ればもっと違う世界が見えていたかもしれないのに。
ちなみに、もうひとつ。
勉強は全く頑張れませんでした。
外国語専門なので、英語をひたすら勉強していたのですが…
TOEICも370点と高校生レベル…
本当頑張れないクズです。
それも大学編入にしなかった理由の一つです。
そしてこの頃、居酒屋のアルバイトもやめます。
一つは、もっと学校の近くへ引っ越すから。もう一つは、店長に「できない自分」を見せたくないから。
そこまでミスが多いわけではなかったと思いますが、
注文ミスをしたこともあったので、自分の中で「できない自分」と向き合うことが非常に怖かったんです。
だから、当時は気付いていなかったのですが、「否定される前に逃げた」のが正解です。
引っ越しというタイミングが合って、とても安心したのを覚えています。
そして引っ越してからはコンビニのアルバイトを始めます。
そこでも毎日見に来てくれるファンの人がいたり、6つ年下の高校生の男の子に連絡先を渡されたりと「モテてる自分」に優越感を覚え、変な自信を持つようになっていきました。
ここでMくんについて話していきたいと思います。
Mくんは、3歳年上のとても優しいお兄さん的な性格の男性です。
まだWくんと付き合っている時に、アプリで知り合い、別れたタイミングで「忘れさせるから」ととてもキザな台詞を言ってくれたMくん。
その後Mくんに会い、私は好きになってはないものの「きっととても大事にしてくれる人だ」と思い付き合うようになります。
またあとで出てくるのですが、社会人も経て5年程付き合います。
が、本当に良い人でした。
どんなわがままも聞いてくれて、とても優しい人で本当にこんなクズにはもったいないくらいの人だと思います。
本当に悪いところは一つもありません。
悪いのは好きになれない私です。
ここの「好きになれない私」についても、社会人の恋愛で深く書いていこうと思います。
そして、Mくんが優しすぎて私はまたぶくぶくと太っていくのですが…(笑)
でも本当に彼には感謝しています。
本当に誠実で彼には幸せになって欲しいと心から思います。
そんな彼を大事にできなかった私は、専門学生時代にあるSNSを始めて、そのSNSにどっぷりとハマっていくのです。
そのおかげでどんどん闇落ちしていきます。
その話については次の回で書きます。「SNSと新社会人」です。
どうぞお楽しみに。