青の冬から
皆様こんにちは。
北国のとある所にあるお店 ー珈琲・うつわー わたなべ さんのお客の一人(誰か)でございます。
大分のご無沙汰のお久しぶりになってしまいました。
前回より時は流れ、わたなべ さんのご出店先の催しも冬のお休み期間に入り、秋から冬へ季節は移り、年末になり、新たな年を迎え、節分の豆もまき(我が家は落花生です)、バレンタインまで過ぎちゃって、気づけばもう2月も後半ということで、本当、何ていうかあっという間で早い(そして私は遅い)…と遠い目になってしまうのですが、ええと…ふ、冬ですね…(汗)
こちらは雪も降りますが、寒さと氷による難儀さに苦戦させられることが多く、歩ける道はどこだと神経を集中させて氷の道を見極めながら歩いたり、ひゅっとすべって一瞬体を浮かせては着地した瞬間にどっと汗が出たりとやれやれ疲れるぜ、となりもするのですが、それでも私自身は冬は好きだったりします。
おそらく雪によるものなのでしょうが、音が吸い取られたように静かな空間になることがあって、そういうところでじっとその静けさを見つめているのが好きなのです。
年末年始の頃は加えて日常と違う静けさを見せてくれる場があちこちにあって、賑わいの中を歩くのも好きですが、そういうところで佇んでいるのも楽しいです。
冬は白や灰色のイメージがありますが、空が見せる青の色が印象的に心に残ることがあって、上の写真はお正月の頃、正に常になく音もない、人もいないところでのものなのですが、ああ冬だ、ああ青だ、冬の青だと思いながらしばし立ち止まって見ていました。
わたなべ さんのところにも1月の終わり頃に伺いました。
今年の始まりの一杯は グァテマラ・アンティグア にしました。
おかしなきっかけからではありますが、それがいいなと思ったので。
このカップも砂糖入れもわたなべ さん作です。
豆から器からと色々お世話になります(拝)。
中々動けない日々が続いているのですが、そんな中先日久々にあちこち歩くと空の色や景色が、みえるものふれるものが少しずつ変わってきているのを感じました。
こうしてまた季節は巡っていくのだなあ…と思っていたら、翌日からまた雪が降ったりもしているのですが(笑)、まだまだわかりませんね。どうなるでしょうね。どうなってゆくんでしょう。
今、目の前のものも大切にしながら、よい年であってほしいなと願いつつ、それではこの辺で。