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2018年11月19日(月)押絵の羽子板を思い出す(過去記事転載)
「ヒルナンデス」で、押絵羽子板の製作現場を、ちょっとだけ紹介してた。
お正月に向けて忙しいらしい。
そういえば、うちにもあったっけ、八重垣姫の羽子板。
あった……あったんだ、豪華な羽子板が。
私の実家には雛人形がなかった。五月人形はあった。
人形というか、親戚からもらったという、小さめの兜飾りがあった。
それを見るたびに思った、弟は祝福されてるんだと。
雛人形がないのは、家が狭くて飾る場所がないからじゃない。
お盆になると、仏壇の前に五段飾りみたいなの出してた。ナスやキュウリの馬、盆ちょうちん、お供え物いっぱい。
お盆の飾りつけは毎年やる。兜はある。お雛様は小さいものすらない。
いろいろあって、私は家を出た。やがて連絡も取らぬようになり、震災あっても電話一本だけ。(被害ほぼなかった。)
だけど、うちには、あったんだ。立派な押絵の羽子板が。
「おしゃれ」「かわいい」が検索ワードになってんのね……。
※タイトル画像は、セブンイレブンのピクルスです。
この日の画像これしかなくて。