笑声ってなに?
ワタナベ美装では「笑声」という言葉を、ものすごく大事にしています。
「笑声」とは、目に見えなくても笑顔とわかる声、目に見えないものを大切にしようという思いがあるのです。目に見えないものとは、どういうことかと言うと、うちの会社のメイン事業は清掃なのですが、清掃と言う仕事は、いつの間にかきれいになっている、きれいになっているのが当たり前で、清掃している姿は見えなくても、いつもきれいというのが、私たちの仕事なのです。
笑声のちから
とはいえ、清掃の仕事をしていると、たくさんの方から「ありがとう」とお声かけいただきます。そんな時には、笑顔の声で返事します。ただ単に清掃を提供するだけでなく、スタッフさんが笑声で関わることにより、元気を与えられるといいなと思っています。実際、お客様の偉い方が、年頭の訓示で、清掃スタッフが笑顔でいきいきと仕事している姿を見習いましょうと社員さんにお話しくださったこともあります。笑顔の声には、かかわる人を元気に、幸せにする力があります。皆さんもそうですよね。ぶすっとした人より、いつも笑顔でいる人と接したいですよね。
いろんなところで、「笑声、笑声」って言っているので、よく「笑声ってどこからきたのですか?」って聞かれます。
笑声のきっかけ
ここからは、なぜ笑声が生まれたのかを書こうと思います。もちろん昔からあったわけではありません。多分2010年くらいの時に、「挨拶は目と目を合わせて笑声でしよう」という月の取り組みも目標がありました。その時に初めて笑声が社内に出てきたのですが、それは社員さんが、テレビ番組で知ったものでした。月の目標だったのですが、この笑声と言う言葉が妙にうちの会社にあいました。
経営理念へ
そして、2012年、私が社長に就任するタイミングで、まったく浸透していなかった今までの経営理念を見直し「私たちは関わる全ての人を笑声で幸せにします」にしました。一つ、自分たちを表現する言葉に出会うと、そこからは、いろいろなものが笑声と言う思いで、作られるようになりました。
取り組みを通じての浸透
例えば、採用面接や入社時研修の時に「笑声とは」を説明します。その他にも、社内で行うイベントのタイトルには、必ず笑声がつきます。
笑声でHAPPY望年会や、笑声でHAPPY大感謝祭、笑声研修、などなど、その他にも多数あります。また、スタッフさんの中から毎月1名「笑声賞」を選び、社内報で発表します。そして、年度末に行われる、笑声でHAPPY大感謝祭では、最優秀笑声賞1名、優秀笑声賞2名を表彰します。今では、笑声がなくてはならない存在になっています。
会社には、笑声が飾ってあります。この文字は、有馬圭太郎君というダウン症の書道家が書いてくれました。ちなみに、笑声で日本一も、弊社のイベントで書いていただきました。
大好きな圭ちゃんです。やっぱり、笑顔は、人を幸せにしますね。
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