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【日記】音楽はずるい 2022.8.26

昼頃に眠りに落ち、22時頃にようやく目覚めた。

変な夢を見た。

親が僕にYouTuberみたいなことをさせていて、勉強もさせていた。YouTubeは別に上手くいってなくて、全然伸びていない。勉強もあまりできていない。そんな中こっぴどく叱られるのに嫌気がさして、ネカフェでそれを虐待として暴露する配信をする。

配信にはたくさんの人が来て、そのネカフェにもたくさんの見物人が来る。サンドウィッチマンの伊達が、僕の左後ろで応援している。僕は配信上でがんばれゴエモンをプレイしながら雑談形式でその暴露を行った。

その後は全裸になって街中を逃げ回った。高所にある神社に行くために長い階段を登ると、緑色の網が立方体に張り巡らされていて、その中に四人ほど僕のように一糸もまとわない人間がいた。

じゃんけんをしたら指が変な方向に曲がった謎の手が出て、目が覚めた。


長く眠ってこそいたがその頓珍漢な夢のためか、関節に疲労がたまっているような感覚がした。


音楽が、それを聞いた時期特有の色味の記憶に紐づけられていることがある。

僕はNONA REEVESのSweet Reactionというアルバムを聴くと受験期の焦燥と、僕の精神の淀みに反して眩しく降り注ぐ冬の陽光を思い出す。

tofubeatsのふめつのこころを聴くと、一応は重荷から解放されて孤独という自由を獲得した大学一年生の頃を思い出す。

再度それらを聴いてみることによって、僕は時間の経過というものをより明確に認識するような気がする。

だからなんなのって話なんだけどね。別にだからどうってこともないです。だから音楽を聴いていた方が良いだとか言いたい訳では無い。

音楽を聴いてそれをヘビーローテーションしていた時期のことを思い出して「あのころはよかった」と思うこともあれば「あのころは嫌だったな」と思うこともある。

でもネガティヴな記憶が喚起されるからといってその音楽を忌避するようなことはない。聴いた時期や心境に拘わらず僕がハマっていた音楽は今でもやはり良いなと感じるものだ。

今でもモザイクロールは好きだしね。


NONA REEVESのSweet Reactionだとジェフが好き。


YouTube MusicにはNONA REEVESのDAYDREAM PARKのアルバムが二種ある。

片方には追加でライヴ音源が収録されている(URLのアルバムがこれ)のだが、このアルバムの収録曲「REVOLUTION」のタイトルがなぜか「ROVELUTION」となっている。
EとOを誤植している。数年前からこのままだ。

このアルバムを聴くとそんなことを思い出して、つい確認する。まだ修正されていない。もしかすると意図的な誤植なのだろうか。いや、そんなことはないか。

DAYDREAM PARKの中だとEMOTIONALが好き。歌詞が良い。勇気が出せんこのパーソナリティ。

生涯どれだけ音楽を聴くのだろうか。音楽の実際的な知識は皆無ながら、僕は結構音楽を聴いている方かもしれない。

音楽は、ずるい。音というクオリアを使っている点で小説よりも表現の幅が広い。ボーカルをつければ言葉も伝達できる。声色やフロウによってその言葉のニュアンスもさらに追加で表現できる。

加えて文字を読むのとは違って楽に受容できる。その言語を知らなくても音だけで満足感を与えられるし。

音楽はずるい。いいなぁ音楽製造業従事者。

文章製造業従事者はときめかないし、様にならない。製造したそれをきちんと消費できる人も多くない。


僕はずっと、メロディメイカーに羨望の眼差しを向け続けるだろう。

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