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一ヶ月で手帳にハマった話

年の瀬、家族の付き合いで文房具店に行きました。

絵に注力しようと決めてから、一年経過していました。
今やっている仕事はあまり長く続けることを勧められていない職であるため、悠長にしていると世間や家族に転職を強いられることになります。

実りのある時間を過ごさなければと思っていたとき、トラベラーズノートというものの存在を思い出しました。

安倍吉俊氏(lainで著名なイラストレーター)の動画を見てトラベラーズノートを知りました。私はアナログで絵を描いたりはしないのですが、管理については興味がありました。

Notionを使って自分を管理しようとしましたが、to doリストやカレンダー等の良いセットアップが作れず、続けられませんでした。参考資料を保存しておく分にはとても良いのですが、自分の管理のこととなると、そのページを開く機会を設けることができませんでした。

こんな状態でしたが、ちょっと興味が出てきていました。

そこでとりあえず、なにか紙のノートを買ってみようと思い、Rollbahnを手に取りました。適当なスケッチをする用途で以前購入し、かばんの中に入れっぱなしだったものがぼろかったので、改めて買うことにしました。

手帳として使えるよう、Rollbahnダイアリーという種類のものを買いました。


以前買ってたもの。ぼろい。



ダイアリー。

ダイアリーには最初のほうにカレンダーがついています。

これを手帳として使い始めました。


手帳のつけ方を、私はなにも知りませんでした。とりあえず、毎日やることだけ書いて、思いついたこともどっかに書こう。と適当に決めて始めました。

主にコチラのチャンネルで発信されていることを参考にしました。

正直かなりヘビーに視聴しています。暇だったらこの人の動画を流して、手帳についての情報を仕入れています。この人の手帳術に関する説明を見て、所謂バレットジャーナルと呼ばれるものを適当に崩した書き方をしています。

手帳の内容はおよそ3つにわけられます。

・マンスリーという、ひと月ごとのプランとフィードバックを書くページ

・ウィークリーという、週ごとのプランとフィードバックを書くページ

・デイリーという、毎日のタスクを書くページ


このようにして、自分のやりたいこと、やるべきと思ったこと、やったことを記録しました。


ウィークリーの例。

書きながら、コレはこういう体裁で書くべきだな、みたいな修正をしています。

画像の週以降のウィークリーは見開きで左側にプラン、右側に結果(フィードバック)を書くようにしています。

ロルバーンダイアリーを始めて少しすると、日々の小さな気づきや、今日じゃないけどこれやるべきだな、みたいなことを書く場所があんまりないな、と思うようになりました。


普通のロルバーンを追加購入しました。
デザインがかわいい。Rollbahnの字がグラデーションになっています。かわいい。

こちらには毎日の絵の気づきや修正すべき点をある程度詳細に書く用途で使いました。



このあたりから、自分の感覚が狂いだしました。


地元でロルバーンを扱っている店を検索し、なにもないのに、買ってしまいます。



職場に置いているM6サイズのものも含めると、合計8冊のロルバーンを買ってしまいました。


でも落ち着いてください。

左上から、日記、スト6、イラストの体系的記録
右下はメモ、左下は……決めてないけど何か用

という風に、ちゃんと使っています。

なので、なにも罪悪感を抱く必要はありません。



手帳を付け始めて3週間ほど経ちました。

途中から先の画像の左上のロルバーンに日記まで書くようになり、かなり書くようになりました。


しかし、ここまで書く媒体が分散してしまうと、ちょっと億劫になります。

コレさえあればオーケー、そんな手帳があれば……と思うようになりました。


そんな時、そもそも自分はトラベラーズノートから興味を持ち始めたんだった、と気づきます。

トラベラーズノートは、薄い手帳のようなものを紐で止めて、複数の形式の紙を扱うことの出来るものです。十分な説明ではないですが、少なくともロルバーンにはこれができません。

じゃあトラベラーズノートを買うの?

と思うのが普通なのですが、


手帳に関する動画を見まくった結果、こんなものを知りました。

システム手帳です。


システム手帳はトラベラーズノートよりも自由度が高いです。

リングのファイルを想像してもらうと早いです。リングなのであとから外して特定ページをどこにだって移動できます。色々なリフィルを挟んで、用途ごとに分けて管理できます。


コレさえあればオーケーになりたい。そう思ってロルバーンに破壊された金銭感覚でシステム手帳に手を出しました。


おしまいです。

しかも、よりにもよってロロマクラシックです。


本当はもっと高いらしいのですが、それでも18,000円します。

高いです。


これで、絵のこともその他のことも全部一括でコレで管理できます。

コレさえあればオーケーになりました。やったね。


いやー、ね?この左のポケットにさ、コメダのチケット(9枚綴り)入れてんのよw いやーwコレありゃねw チケットポイ!wで退店できます。自分仕事の日はほぼ毎日朝コメダに行ってから通勤してんスよw 手帳も持ってきもすから(当たり前だw)、ココに挟んどくといいんすよw あと慣れてきたとはいえ手帳を持つ習慣を持つためにも敢えてここに挟んでるってのはあるねw 置いてったらPayPayとかで払わなきゃだからねw いやまぁ全然いいんだけどさw

詳しい中身は割愛しますが、どんどんアップデートしてより良いものにしていく所存です。
左上のやつは、暗い場所でも手帳を照らしてくれる優れものです。厚みがあるので閉じるのに苦戦しましたが、リフィルの減量でなんとか対応しました。バックパックバトルみたいになってます。


ロルバーンから始まり、ロロマクラシックまで。
約一ヶ月で、ここまでの投資と生活の変容が生じました。

一ヶ月手帳を書いて生じた変化は、正直はっきりと分かっているわけではないけど、タスクが明確になって、今やることじゃないことやっちゃってることに気づけたり、やろうと決めたことをちゃんとやる、あるいは出来なかったことをちゃんと記録できたりなど、割に良い変化がもたらされていると感じます。


手帳は楽しいです。

しかし、手帳というのはあくまでも手段です。

手帳でなく、サボテンを育てることが自己管理に優れているのであれば、私は喜んでサボテンを育てると思います。

たまたま自己管理において手帳が優れているから、手帳を使っているのだ、という意識は大切だと思います。

手帳という手段を楽しむことで、自己管理が捗っているというのは否定できないので、手帳をある程度楽しむことは悪くはありません。ただ、あまり手帳にのめり込みすぎないようにしたいと、一ヶ月手帳を使ってみて感じました。


みなさんも気が向いたら、手帳という手段を一考してみてください。いや、しなくてもいいです。まずNotionとかやってなかったらやってみましょう。Notionは便利。




使わなくなったロルバーン、どうしよう。


まぁなんかに使うでしょw





ばいちゃろ〜w

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