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【日記】ただぼんやりとしたオタク 2022.6.22

実家に新幹線で帰っている最中にこの文章を書いている。
以前も似た状況で日記を書いていたら普通に乗り過ごすという失態を犯した。

新幹線で乗り過ごすと、結構ヤバい。


今回は失敗しないように到着時間にアラームを設定した。これで問題ないはずだ。

ただ、帰る際に通例になっている通りもんの購入を終えて改札に向かった時、僕は財布に入れていた券を取り出して歩いていた。
僕はぼーっと柱に埋め込まれた広告とかが表示される液晶にCygamesのなんかデザインの受賞作みたいなのが映っていて、こんなかたちで大々的に出るんだなと感服していた。
その軽い注意の散逸は、僕が手元の一枚の券をなくすには十分すぎるものだった。

気づいたらもうない。
ポケットにもないし、財布にもない。
わ〜〜〜〜〜やべ。

目的の道具を中々取り出せない時のドラえもんみたいな動きをしながらオタクはキョロキョロしていた。僕はこういうアクシデントと遭遇すると、めちゃくちゃ焦る。僕はオフ会でTGSに行った時にも電車の切符を普通になくして、初対面の人たちの前で駅員に追加でお金を払った。

結局来た道を辿っていくと道のど真ん中に落ちていた。見つけた途端かなり安堵したし、色合い的にもじゃくてんほけんみたいに見えた。レベル30まで強化されていた。

コーヒーなのにソフトクリームのっててバカとクールが合わさっている。甘味と苦味とでメドローアみたいになっている。

時間が僅かにあったのでコメダでクリームコーヒーを食べた(飲んだ?)ために、焦りも相まってうんこしたくなってしまった。
かっぱえびせんみたいなうんこがでた。

そして今に至る。外はよく晴れていて、爽やかな初夏を感じさせる。自分の乗っている新幹線が目的地に着くか否か、僕は確信がない。全然違うとこに行くんじゃないかと怖がっている。10回以上乗ってるはずだが、未だにちょっと怖い。

今回の帰省で起こした失敗はパソコンの充電コードを忘れたことくらいだ。家を出て歩きで駅に着きそうなくらいになってから気づいたのでもう諦めた。

訳あって実家に帰ることになるのだが、実家に帰ってから一日目はなんかすごく良い。
でも翌日にはもう飽きている。一人暮らしが持つ暴力的とも言える自由が恋しくなる。

YouTube premiumがさっき切れてしまったので課金した。ありっちゃありスパークを聞きたいのだ。どうせ実家でも暇だし。

致命的に金がないので、親類から金を巻き上げる所存だ。なにかと出費が多かった。好んで使ったというのもあるけど、印刷代とか諸々でお金を使っている。

とはいえお年玉をほぼ使い果たしてしまった。
何に使ったんだろう。思い出したくないな。
建設的なのはクリスタとキーボードとマウスパッドと本くらいのものだ。かなり無駄遣いしている自覚はある。

バイトしなきゃだな。

note有料記事で僕のパトロンになりませんか。

実際やり始めたらかなり重荷だろうな。というか、僕は有料コンテンツなんてとてもではないが作れない。既に無料でこの日記を公開している時点で、これ以上思慮を持ってして書いた文など提供できないので詰んでいる。
無論、本気で考えているわけではない。世にいる文章に値打ちをつけている人たちの立場にもしもなったらという話だ。

記事も書かなきゃな。雑に動いてかないといけない。なにしよう。やっぱり村上春樹なのか。

もっと手広くやりたくはある。とはいえ半端にはやりたくないしな。

まず「口」を作らないといけないから、兎角動かなくてはならない。どの口が言うか、の口だ。

口製造業従事者になろう。

ネットで小説を公開して誰が読むのか本当にわからない。そんなの好き好んで読むやつがあるのか。甚だ疑問だ。でもまあやってみてもいいのかな。わかんねえけど。

平野啓一郎『マチネの終わりに』はnoteでの連載から書籍化に至った。noteで連載されていたものが大学で研究対象として扱われているのは面白いな。

僕も研究させようかな。連載して。
そして「いや、それは意図してないですね」とか言おうかな。
でも作者が語りすぎるのもなんだかよくない。試行錯誤を重ねた論考も作者の一声で一蹴されると考えるとあんまりだ。正解が明確にありすぎると研究自体の意味性が損なわれてしまいそうだ。

作者に「この小説の示唆しているものがなんなのか教えてくれ」と懇願したい気持ちがありながらも、実際にそれが叶ってしまったら個人の解釈や研究は土塊になってしまうので、願いが叶えられないことによって自身の営みが成立しているというのはなんだか皮肉なものだ。


無事帰宅した。

車に乗ると嵐のライブ音源がかかっていて、後部座席に座る僕はそばにあるスピーカーからの大音量を浴びて気持ち悪くなった。

もうだいぶ疲れたのでおわる。


おやすみなさい。

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