「ブルーバレンタイン」を観て思い出した永遠とかいうやつ
こんばんわ。あるいはおはよう。もしくはこんにちわ
Pepepeです。
愛に永遠はないが友情は永遠だ。
確かにそうかもしれない。
確かめ合うことが多い愛は齟齬が生じることが多いからだと思う。
そんなことを考えたのは一昨日「ブルーバレンタイン」という映画を見たからだ。
正直脳筋なので恋愛映画よりドカバキッグワッ(語彙力)が響くようなステロイドアクション映画が好きなんですが
Twitterで #映画プロフ のハッシュタグをつけ好きな映画5選を選ぶという企画がありフォローしているスケーターの方が1位にしていて気になったので観てみました。
あらすじや考察は他によっぽど優れたものがあるのでそちらをご覧頂くとして
先述でもあるように私は前頭葉スッカスカということで端的に見所を3つに分けてみた。
(YouTuberのフローで)
①過去と現在のミクスチャー演出
展開として過去と現在がミクスチャーされて進行していくんですがそのコントラストの振り幅がより美しくより残酷に互いを引き立てあわせるんです。それはラストの花火シーンが沸点でここまで来ると皮肉に思えてしまいます。それは演出がディティールまで緻密に練られていて(実際にこの監督は完成までに12年間を費やし66回も脚本を直したとのこと)見終わった後、答え合わせをすると見事という他ないくらい計算されていることに気付きます。リピーターが多いのも頷けますね。
②ハゲリングとミシェルの演技合戦
主演の2人の役者魂も見所の一つ。ライアンゴズリングはなんと実際に額の毛を抜きハゲリングに変身し(我等が兄貴ニコラスケイジ似)目が据わったアル中っぽいおっさんにまで堕ちた演技をし(寧ろ演技なのか?と思います)ミシェル・ウィリアムズはビッチ臭を漂わせバックで激しく付かれるなど体当たりの演技を見せ、更にはだらしなく太ってみせました。この2人の演技合戦が先程述べたコントラストをより強くしてILLのです。
※2人が歌ってダンスするシーンがあるのですがこれがなんと即興。なんとも可愛らしくて初々しいシーンなので是非ニヤニヤして頂けたらと思い〼
③意見真っ二つ
そして何と言ってもこの映画の面白いところは結末を見た人の感想が分れるところ。特に男女での意見は顕著に分かれると思うのですがハゲリング(しつこい)のラストシーンでの涙とミシェル・ウィリアムズの現在シーン全てといえる表情の演技がそうさせていると私は思うのです。敢えて②で触れていないのは意見が割れる重要なファクターがこのシーンに集約されており。③の結果が出る全てだと思うからです。実際に一回見終わったあとに考察を確認して一方にイチシアチブを置くと違う意見に変わるでしょう。
実際に僕はこの作品を嫁と見たんですが2人の感想、意見は真っ二つで面白いくらい食い違いがありました。
さてこの映画で問われている「永遠の愛」
冒頭に戻りますがそもそも永遠自体があるのか?
急に自分の話をしますが僕は高校時代に親友と呼べる友人に出会いました。
部活も一緒で喧嘩も沢山したけどなんでも言い合える仲で苦楽を3年間共にしそれこそずっと付き合っていくんだろうなと思っていました。
高校を卒業して大学は別々の学校へ進学したものの連絡は取り合い関係は続き
それは社会人になった後も一緒で彼が結婚する時は友人代表としてスピーチもしました。
僕は異動で地元を離れることになったけど帰省すれば会って呑んで馬鹿話しする関係は続いていたのだけど…
そんな彼ともある事をきっかけに連絡を一切取らなくなったのです。
この話はまた今度(森本レオのフローで)
友情にだって終わりはきます。
全ては結果論で感情に永遠なんてものはないだから守れそうな約束をしていこうと「ブルーバレンタイン」を見て思った次第でふ。
是非秋の夜長にこの傑作をパートナーと如何でしょうか?オススメでっす\⍩⃝/
#日記 #コラム #エッセイ #映画 #ブルーバレンタイン