
シャニマス名作コミュ「YOUR/MY Love letter」を読んで
シャニマスはちゃんと読んだことあるのがストレイライかSHHis~コメティック関連しかない にわかながら
よくツイッターで個々人が挙げる「名作コミュ一覧」みたいなもので必ず目にした「YOUR/MY Love letter」をアルストロメリア3人の各WINGさえ飛ばして読む暴挙を犯してしまいました。
その上で、印象に残った点だけを簡単に感想を覚書
結論
これは間違いなく名作でした…
ただ極論これアルストロメリアじゃなくても…
というよりアイドルマスターシャイニーカラーズじゃなくても….
と言っても乱暴にならないほど
”想い"が主役のコミュでした。
これに関してはunknwonの部分で触れますが、その他にあえて宙吊りの状態にしている部分の、描写上不確定にしてはいるもののライターが確定的に見せているコンビニ店員 銀之助について
銀之助は本当に気付かなかったのか?
コミュの終盤、甘奈の名前に引っかかりを感じていたコンビニ店員 銀之助。
文章上は淡々と店員と客としての会話が続き、それが終わった後も
「品出し、しなくちゃ」とだけ、引っかかる様子もない。
ただ思い出すのは中盤、コンビニ店員とカノジョに対して態度が違うエピソードと
甘奈との会話以前にすでに銀之助は春を感じ、かつての友達と連絡を取ろうとしている彼の描写のラストに相応しい展開をすでに迎えているにも関わらず、なぜ甘奈との会話を彼の描写の最後に持ってきたのか。そう考えると
銀之助は彼女がアルストロメリアの甘奈だと気づきながら
態度を変えなかった
自分だって他者だってモブなどではないと気づいたから
そう思うと成長後の描写として過不足なく、最後は成長の兆しを見せつつ
慣れた日々に着地する円環構造としても綺麗で
ここは明言せずにあえて不確定っぽくしていますが、演出上ほぼほぼ気づいていたんですよ。と分かるようにしているのだと思います。
unknwonからunknwonへ
このコミュ「YOUR/MY Love letter」を読んでいなくても
アルストロメリアを知らなくても
アイドルマスターシャイニーカラーズに興味が無くても
暗闇の中で疲れて指一つ動かせない名もなき人に向けて
千雪からでもなければ
このコミュのライターでもなければ
シャニマスというコンテンツからでさえない
どこからでもない”想い”が、どこへでもなく届きますように
という願いの籠ったunkwonの描写にぼろっぼろ涙しました。
正直こんなコミュ出されたら、どれだけ天才的な展開や感動ストーリー見せられてもこれが1番にならざるを得ないというか…
だってこれコミュとかストーリーみたいな枠とはまた別の
言葉通りの意味で 次元が違う”想い”そのものだから
そりゃみんな名作コミュでこれ挙げますわ…
読んでよかった~!
以下は否定的な意味合いでは一切なく感動として
なんでこんなにも意識高くあるモチベーションというか目的や意図が分からない…というかこういうのを混ぜても商売って成立してるの…?
ちゃんと利益出てる…?
アイドルマスターって枠組みで、ガチャゲー?って枠組みでこういうものを出してくる「シャニマス」やっぱ凄いし怖いし気持ち悪いよ…