念願のMacBookを手に入れたので、保護アイテム、周辺アイテムのレビューをするぞ!
とりあえず、MacBookを入手したのでレビューしたい……のだが、意外とMacの世界は奥が深いので、手に入れて即興でレビューできるリテラシーがない。というわけで、何をレビューしようかと思ったが、MacBookのレビューは無理でも「MacBookの保護アイテム」ならレビューできるのではないか、と考えてとりあえず練習などを兼ねて、Mac bookでこの文章を書いてみることにした。
まずこのMacBookを格安で譲ってくれた友人に感謝したい。
感謝したいのはやまやまなのだが、なにぶん、全体的に汚かったということは残念ながら指摘しておかなければならないだろう。
画面だが、かなりしつこい油脂系の汚れがこびりついていた。もちろん、引き渡しに際してある程度の掃除はしていてくれていたのは感謝なのだが、それでもこの上に直接、画面保護シートを貼るのはためらわれた。
まずは拭き掃除から始めることにした。
実は(本の)自炊用に使うスキャナーが汚れに弱いので、掃除用に買ってあったキッチンクリーナーがあった。これを使っても汚れがとれるかどうか定かではなかったが……とりあえず2回ほどしっかり拭いたところ、無事にほぼきれいにすることができた。
汚れについてはある程度承知していたつもりではあるが、ここまでしつこい汚れだったのは少し予想外だった。最終的にはきれいに拭き取れたのでよかったと思う。ちゃんとしたMacBookを譲っていただいて感謝している。
さて、まずは保護フィルムから。
極上 ブルーライトカット 超高精細アンチグレア 液晶保護フィルム 国内正規品 メーカー30日保証付 Agrado (MacBook 12インチ A1534)
とりあえず保護フィルムを貼ろうとするが……
これがなかなか曲者だった。この保護フィルム、ほとんど余白がないため、少しでも歪むとはみ出てしまう。
しかしよく考えると、保護すべき画面にはベゼルがあるのだから、そこまでベゼルに対してギリギリの大きさに設定する必要もないのではないだろうか。自分の保護フィルム貼り付けスキルがないのは重々承知の介で、iPadの保護フィルムも失敗して真ん中に気泡ができてしまった経験もある。しかし今回の保護フィルムは、貼っている途中でハサミで切り取って無理やり大きさを調整、少々不格好ながら貼り付けることには何とか成功した。
さて、保護フィルムの感触だが、いい感じのアンチグレア・フィルムになっており、全力でおすすめできる。マットな肌触りが最高。アンチグレア・フィルムは案外肌触りが好きだったりする。もちろん、MacBookの画面を触ることなどほとんどないが、それでもジョナサン・愛撫するときにはポイントが高いだろう。
アンチグレアというと、粗悪品だと画面がくすんで見えづらくなったりすることがある。しかしこの商品ではほとんどそういうことがなかった。透過率90%以上というのは伊達ではない。
映り込みは……軽減されているけど、そこまで軽減されているわけでもないかな、という感じだ。このあたりは透過率とほぼ等価交換で、透過率を高くすると結局反射する。とはいえ、本来の目的としては「画面保護」なわけだから、その目的はしっかり果たしてくれそうだ。やはり画面というのは汚れがつきやすい。電気を帯びるために、ホコリなどが付着しやすい。それに触った時には画面に手垢がつくことになる。特にタッチデバイスのiPadでは顕著だ。
さて、貼り付けるときの吸着感も、強すぎず弱すぎず、ちょうどいいと感じた。貼り付け方が少々複雑なのが難点だが、その辺りは仕方ないのかもしれない。
一応ブルーライトが3割ほど削減されているらしい。このブルーライトというのは、個人的にはあまり気にしていないから「3割削減」と言われてもあまりピンとこない。ブルーの光なら太陽光にも強烈に含まれており、おそらくその強さはPCの比ではないだろう。外に出ることの多い人はみんな目がやられているのではなかろうか。
思うにブルーライトは昔流行った「マイナスイオン」と同じようなものだと思っている。ヘルスケアを謳ってはいるが、実態は似非科学というところだろう。もちろん、強すぎるブルーライトは有害だろうが、なんでも過剰に摂取すれば有害なのはブルーライトに限った話ではないだろう。ブルーライトによって眠りが妨げられる、という実験結果もあるが、その実験結果も科学的に完全に実証されているわけではない。むしろ「ブルーライトは目に悪い」という俗説は、数々の実験で因果関係がないであろうという結果を出している。まあ、「ブルーライトと視力悪化は完全に無関係」と証明されたわけでもないが、ここまでブルーライトブルーライト言ってる割にはそこまではっきりした実験結果も出てないあたり、ヘルスケア産業の陰謀というのが妥当な見解だろう。
とりあえず、ブルーライトの話は置いておこう。
保護フィルムはけっこう良かった、ということだ。極上ということらしいが、確かに品質は高いと感じた。
次は全体をカバーする、透明なケースだ。
上と下に装着して、完全にMacBookをガッチリ保護する。これは保護フィルムと違って、買うかどうか迷った。外観も細かい傷や汚れがあり、今さら保護したところでどうにもならない。それに外観の傷はそこまで大きなものでもないし、個人的にもそこまで気にしないタイプでもある。
しかし、せっかく格安で譲ってもらったのだから、この機会にいろいろ試してみることにした。うまくいけば将来に自分でMacBookを購入する時の参考になればいいと思った。
あとは、譲ってもらったのがMacBook12インチなので軽いことがあげられる。軽いからついつい無意味に持ち上げてみたくなってしまう。それに以前のノートでも書いたが、腰痛持ちなので、ベッドに移動することも多い。持ち運ぶ機会が多いということは、落とす機会も多いということであるので、万が一に備えてカバーも装着しておくことにした。この中華製カバーで万全とも思えないが、何もないよりかは幾分マシであろう。
さて、装着感だが、意外と悪くない印象。特段良くもないが、カバーはかなり軽いので、着けてもそこまで重くならない。透明なので見た目にもそう変わらない。
ただ、装着するときに少しもたついた。カッチリ音がするまで、少し力を入れて押し込んであげると、しっかり嵌まり込んでホールドされる感じだ。「逆に本体に傷がつくのでは?」という考えが一瞬頭によぎったが、「リスク無くしてリターンなし」という誰が言ったか知らない格言を思い出して、思い切って嵌め込んだら意外とうまくいった。
このケースも、そこまで悪くないですよ!
なによりつけ外しが意外と楽なので、気になったらすぐに外せばいいし。
これである程度の衝撃も気にしないで、安心してMacBookと過ごすことができそうだ。
次は保護カバーではないが、付属のアイテムとしてマウスを買ったので、そちらも紹介したい。
最初はトラックパッドを使っていた。トラックパッドの設定は調べたところ「タップでクリック」がオススメらしいので、そういう設定にしておいたのだが……
例えばこの文章を書いている時などにも、すでに2回ほどカーソルが誤タップによって飛んでしまう現象が発生した。どうも手のひらがタッチパッドに触れてしまっているらしく、それがタップと認識されているようだ。
ということなので、タッチパッドの設定は「押し込みでクリック」に変更。
しかし、トラックパッドの操作というのが特に慣れないせいか、微妙に使いづらい……特に右クリックに相当する「二本指でのクリック」をしたつもりが普通のクリックになってしまうことが多かった。やはりマウスがあればそれに越したことはない。
というわけで、マウス派のようだったのでマウスを購入することにしたわけだ。
マウス自体の評価は非常にデザイン性もMacBookに似合っていてリーズナブルなので満足している。充電式なのも、電池を買わなくていいので便利。
ただし、Macの仕様で気になるところがあった。
タッチパッドと、マウスのホイールの動きが別々に設定できないというとんでもないクソ仕様……
どういうことかというと、マウスはナチュラルな設定(下にホイールを動かしたら下に動くということ)にしたら、タッチパッドも自動でナチュラルな設定になってしまうということだ。タッチパッドは逆に動くようにしたいのだが……
やっぱりアップルはホモ・クックだと痛感させられてしまう。これではPC市場をWindowsから奪うのはかなり時間がかかりそうだな、という気がしている。個人的には全体の使い心地はサーフェスに軍配が上がるかな、という感じだが、まだまだ使ってみないとわからない。今のところ、Chromebookと比べれば快適性や機能性で上なので、Chromebookと2in1PCの中間の存在(あまりに複雑な存在すぎないかな?)として使用していけそうだ。
装備も整えたし、まだまだ冒険はこれからだ!(打ち切りエンド)
(追記)しばらく使ってみたが、MacBook12インチの良さは軽さと機動力という点にあると早くも痛感したため、マウスは早くも卒業することにした。MacOSには三本指スワイプでデスクトップの切り替えといった便利機能があり、タッチパッドだけあれば十分と判断。マウスはむしろ機動性を損なうので、ない方がいい。本体一つだけで完結するという気軽さを重視した。
現状、マウスどうするかなってなってるけど……
まあ、マウスはたまに接続しないときもあるし、トラックパッドならそういう心配もないので、前向きに考えてトラックパッドに慣れることにした。