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「自分らしい生き方」を見つける方法。頭で考えず感覚を信じる
「自分らしい生き方」ってなんだろう?ここ数年ずーっとずーっと考えてきたことです。好きなことをしたい、誰かの役に立ちたい、社会に貢献したい……。言葉にしてみても何だか自分にフィットしない。具体的に何をやったらいいのか分からない。そんな私でしたが、最近「これでいいのかも」と腑に落ちた感じがあるのでアウトプットしてみます。
結論から言うと、私が考える自分らしい生き方とは「収入のベース+好き」が共存している状態です。
必ずしも好きなことで稼がなくても良い。ただし、心がワクワクする何かを楽しむ生活をすること。お金とワクワクの共存。理想はこれです。
というのも、私はライターという仕事は好きだけど、100%心血を注ぎ、これこそ私が人生で楽しみたい唯一のモノだ!と言いきれるかと問われたら……それはNOです。聞く・書くの作業は得意でストレス負荷が少ない。加えてスキルには対価となる報酬がある。だから続けられる。
一方で、お金がもらえなくても書き続けていることもあります。Twitterやnoteでの発信がそれです。書く行為で発生するお金はゼロ円。でもね、自分が書いた文章に反応がもらえるのはすごく嬉しい。シンプルに嬉しい。ずっと続けたいことだなと思います。
お金にフォーカスしすぎると、自分の「好き」や「ワクワクする感覚」を見失いがちになります。私がライターの仕事以外は興味ない!と言ってた時期は、極度の負荷なしに「お金が入ること」に魅力を感じていたからだったと思う。もちろん仕事は楽しいんだけど、感覚を捨てて「頭」で考えてた。だからお金を得ても欲しいものは見つからなかった。完全に心が喜ぶ感覚が鈍ってたんですね……。
そんな「頭」で考えることしかできなくなった私を、変えてくれたのは子どもたちでした。娘はプリキュアやサンリオが大好きで、玩具付きお菓子一つで目をキラキラさせる。息子はにゃんこ大戦争にハマってて、ゲームしたさに朝4時起きする。子どもって自分の「やりたい!」「好き!」の感覚に正直なんですよね。それに打ち込んでるときの幸せそうな表情を見て、これが「生きてる~!!!!」って感覚なんだなと思っちゃいました。
私の人生はたくさんの「生きてる~!!!」って充実感で満たされたものにしたい。それにはベースが必要。はい、お金です。必要なだけのベースのお金は稼ぎ、余った時間は「感覚」を重視して私を喜ばせる。
私はどんな時に幸せを感じるか?これを失ってしまったら感覚を取り戻すまでにリハビリが必要です。とにかく気になるものを片っ端からチェックする。ここ数カ月だと、推しの子、HUNTER×2、アンダーバーさん、バチェラー、ウクレレ、カラオケあたりにハマったかな。心が躍る。めっちゃ楽しい。
それとは別に、ワクワクした体験といえば、kindle出版です。
初めての電子書籍制作は苦しかった。でも、完成したときは達成感があったし、みんなからの反応が嬉しかった。
エンタメの娯楽とは違い、このタイプのワクワクは山登りに似ている。登っている最中は苦しいけど、頂上に辿りついたときの達成感は格別。ドーパミンがバーッと放出される。たまらん!この快感を得たくてまた挑戦する。これは消費とは違って、価値を生み出しているのでお金にもつながる。この循環の輪が大きくなっていくと、好きが仕事につながっていくのだろうなぁ。
もちろんこの挑戦タイプのワクワクをずーっと続けていくのが効率的だと思う。キンコン西野さんとかホリエモンとか、活躍している人はこのマインドゆえの行動の連続で結果を出している。
でも、こうじゃなきゃダメだと思うと途端に苦しくなってつぶれてしまう。私は「人生のムダ」も大いに楽しみたい。消費とは誰かが生み出した価値にお金を払うこと。お金持ちになるという観点においては非効率です。でも、その価値に幸せを感じ、喜んでお金を渡したい。消費も挑戦も、どちらもバランス良く楽しみたい。そのために必要なだけのお金があればいい。こんな具合に自分のスタンスが決まったら迷いがなくなりました。まずは「今」を楽しむこと。
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