なぜフィルムを始めたのか
今日はなぜ自分がフィルムを始めようかと思ったことを書いていこうと思います。
僕は一応お仕事でも写真を撮って生活してて仕事ではNikonのZ9とD850を使っています。
僕はこの2つが現状Nikonで1番バランスの良いコンビ、カメラだと思っています。
Z9は基本的に撮れないものはないし、D850はどんなに暗い場面でもAFを確実に食いついてくれる安心感があります。
このようななんでも撮れるカメラを使ってるとある種撮れる写真が想像できてしまうというか、仕事自体は楽しいけど写真を撮ってる楽しみみたいなのは少しずつなくなってきてました。
その当時ふとLeicaを調べて撮影体験が素晴らしいという文言を見かけました。
その当時の自分にとってはハッとする言葉でまさに自分にはこの撮影体験が足りてないなと感じていました。
とはいってもLeicaはボディレンズ合わせて100万は確実。
フィルムを買うお金とかも考えるとうーんと思っていたところでした。
そんな時にインスタを見ていると海外のフォトグラファーでMamiya7Ⅱを使ってる人を見かけました
この人の写真を見た時に「うおっ!」と思ってとても感動しました
そこから中判フィルムという選択肢も自分の中に芽生えてきて、中判フィルムについて調べるようになりました。
ここまでフィルムカメラを1台も所持していなければフィルムの知識が全くない自分がフィルムカメラで撮影できるのか?みたいな不安はありましたが、実際なんとでもなりました。
最近はフィルムに関するYouTubeを出してる人やnoteなどでたくさん記事を書いてくれてる人はいるので情報に困ることはありませんでした。
フィルムを始めることで、1枚の写真に向き合えるようになったし、丁寧に撮るようになれたし、日常の機微に美しさを見出すことができるようになりました。
フィルムを入れる、露出を合わせる、構図を決める、ピントを合わせる、シャッターを切る
という一連の所作がとても心地よいと感じるようになりました。
日常デジタルで写真を撮って便利な撮影をしている人こそ、フィルムで写真を撮るのをおすすめしたいなと思います。