今年、いや今までで一番だった。
どうも。オオカミです。今年もあとほんの少しですよ、なので今年の一番の思い出を振り返ります。最後までよろしくお願いします!
11/20土曜日の、プロ野球SMBC日本シリーズ第一戦、東京ヤクルトスワローズvsオリックス・バファローズが2021年、いや、今までで一番の名試合でした。初めての一人観戦の不安とワクワク、オリックス・バファローズとして初めての日本シリーズ。燃えないわけがないですよね!
そんなこんなで始まった試合は、ヤクルト・2年目の若きエース奥川恭伸投手。オリックス・沢村賞と投手5冠の絶対的エース、山本由伸投手の緊迫した投手戦が続く。お互いチャンスであと一本が出ないが、いつ何が起きてもおかしくない…ヤクルト打線が凄いので。けど山本投手ならなんとかなる!と思っていたら6回表、試合がついに動きました。山田哲人選手とドミンゴ・サンタナ選手の四球でワンアウト1.2塁としてバッターは中村悠平選手。鮮やかにセンター前にタイムリーヒット。点がほしいオリックス打線は7回、いわばラッキーセブン。「ラッキーセブンには何かが起こる」そう信じていると…
「バッター、若月に変わりまして…スティーブン・モヤ!」スタジアムDJ、神戸佑輔さんの声がドームに響く。そして…
代打同点ホームラン。痺れた。やはり秋のスティーブン・モヤは一味違う。京セラドームは湧いた。流れが来ている。そう思っていた8回に「主砲」が目覚めた。ノーアウト一塁で打席にはヤクルトの四番バッター、21歳の金メダリスト村上宗隆選手である。強打者の佇まいから振られるバットに白球が吸い寄せられ、無情にも打球はスタンドイン。逆転である。このイヤな流れを断ち切りたい9回表、比嘉幹貴投手が三者凡退に締めた。ベテランの惚れ惚れする投球に酔いしれた。
あと3アウトで負けてしまう…神様、どうか奇跡を…手拍子しすぎて痛い手を合わせ祈っていた。すると…
先頭打者、紅林弘太郎選手がヒットで出塁。続く伏見選手の打席で「It's fun to stay at the Y.M.C.A.」
この登場曲は…アダム・ジョーンズ!大物メジャーリーガーのジョーンズなら…何かやってくれる!胸に手を当てる。Jonesyと共に…そして彼はフォアボールを選んだ。漢アダム・ジョーンズ貫禄の四球である。すぐさま代走・佐野皓大選手が送られる。一番・福田周平選手がバント。するとマクガフ投手は三塁に投げるも、記録はフィルダースチョイス。外野上段席から見たら何が何だかわからない。そして!ノーアウト満塁という大チャンスで宗佑磨選手!!振り抜いて2点タイムリーヒット!!!もうどうなってるかわからない!そして…吉田正尚である。怪我明けでのクライマックスシリーズから頑張ってくれた。チームが弱いときも頑張ってくれた。そんな男の一振りで!サヨナラ勝ち!絶叫!感動!ほぼ満員の京セラドーム大阪は湧きに湧いた。踊ってない夜を知らない。オドループの歌詞がすごく格好良く聞こえた。喜びの歌で我に返った。勝った…勝ったんだ!
感動をありがとうオリックス・バファローズ。スティーブン・モヤ、アダム・ジョーンズ。お疲れさまでした。
ベストゲームだった。オリックスファンでよかった。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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