海外出産 in アメリカ/Vol.1 はじまり
初めての妊娠で、すでに高齢の域。妊娠が判明した後は、色々たくさん調べて準備をしましたが、振り返ってみれば必要のないものも多かった…そんなアメリカでの出産の記録を、メモとして残しておこうと思います。
初めて海外出産を予定している方、これから考えている方など、どこか不安に思っている方に少しでも流れが伝えられたらと、手描きの柔らかなイラストと共に綴っていきます。
病院(産婦人科:OB/GYN)をみつけよう
市販の簡易検査で、陽性(妊娠)と結果が出たら、まずは自分の入っている保険のプランを確認しましょう。プランによっては、妊娠/出産がカバーされていないものもあります。
まずは自分の保険のオンラインアカウントから、プランの内容を確認し、必要があれば保険会社に相談しましょう。
次は保険が適応される病院(産婦人科:OB/GYN 読み方:オービージーワイエヌ)を探しましょう。大手の保険会社の場合、アカウント上で保険が適応される病院を検索できます。また、かかりつけ医が決まっている場合は相談をしてみましょう。
友人や知人の口コミを聞くのもオススメですよ!私も周りの人から色々と話を聞いて、病院を選びました。
病院を決めたら、予約をしましょう。「予約をしたいのですが…」と電話をする場合、「保険会社、保険の種類/プラン、名前、電話番号、受診したい先生の名前(もし決まっていたら)」などを聞かれます。手元に保険のカードを準備しておきましょう。
産婦人科:OB/GYNの予約当日。いざ初診へ!
初めての病院での初診で、まずはカルテ作りから始まります。
初めに、OBGYNの受付で「予約があるのですが…」と伝えると、名前と個人情報(電話番号など)を聞かれます。本人確認や保険の確認が終わると、たくさんの書類の手続きが待っています。
個人情報、保険についての記入や、体調(アレルギーなど)についてなど、待合室で必要書類を準備します。医療用語など聞きなれない単語も多いので、焦らずにスマホなどで訳しながら記入しましょう。
書類手続きが済むと、次は尿検査などの定期的な検査が始まります。そして、待合室にて先生との診察を待ちます。
産婦人科:OB/GYNの先生と、初めての診察
診察室に入ると、看護師さんが血圧や体重などを測定します。その後に、先生との診察が始まります。
お腹の赤ちゃんの状態などを丁寧に検査します。実際の心音を聴かせてくれたり、赤ちゃんの姿をモニターに映してくれたりと赤ちゃんの様子を説明をしてくださります。
実際の心音を聴き、とっても小さいですが姿を見ると、「あぁ、本当に新たな命が誕生してるんだ!」と感動したのを覚えています。そして、穏やかな年配の女性の先生から「おめでとう!」と言われてつい涙腺が緩んでしまいました。
産婦人科の先生にも相性があると思います。総合病院では在籍している先生の数も多いので、受診する先生の変更も一般的です。先生の情報/レビューは公開されている場合が多いので、事前に確認をして、次回の予約時に受診を希望する「先生の名前」を伝えてみましょう。
初めての診察を終えて
診察が終わると、待合室へ移動。最後に、受付からの連絡を待ちます。名前(ラストネーム:苗字)が呼ばれると受付へ行き、連絡を聞いたりや次回の予約をします。
血液検査がある場合、私の行っていた大きな総合病院では、OBGYNの外に検査の場所があり、受付前のモニターに名前などを入力して検査を受けました。指示を受ける際に説明があると思うのですが、何でも少しでも不透明なことがあったら「聞くこと」が大事だと感じています。
海外で日本と違うところと言えば、「空気を読む」などの「空気」がないことだと思います。よく言えば気をつかわないのですが、聞かないと始まらないことも多いです。また、多種多様の国や文化から来た移民が暮らす場所なので、片言でもはっきりと大きな声で聞いてみましょう。
…私自身は声が小さく、おまけに通らないタイプなので、すごーく大変でした。ボイストレーニングを受けようかと思ったほど。
最初の診察、とても緊張したのを覚えています。私の場合は、とくに病院窓口では金銭(現金)のやり取りはありませんでした。大きな病院でしたので、支払いなどは基本的に保険会社から請求がくるようです。
それでは、また。初診の後は、
お身体ゆったり休めてくださいね♪
イラストもオリジナルで制作しております。やわらかな雰囲気で、文章に添えられたらと描いております。
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