【介入待ち】重くのしかかるマイナススワップの日々・・・そして【ドル円】
連日、為替取引において日本円が売られ、日本円の価値が暴落しています。
価値が5円下がるたびに「さすがに底だろ・・・。」と言われながらも一時1ドル160円まで暴落してしまいました。
逆張りエントリーの結果は・・・?
さすがに150円は底だろ
円の価値が上がる要素がない状態ながらも150円という節目はさすがに大底だろと考えたトレーダーも多かったと思います。
私もその一人で、さすがに大底だろと意気揚々とショートエントリーしましたが、多少のリバの後もずんずんと下がっていき、あっと言う間に含み損が5万円を超えました。
ここでナンピンか?
一円下がるたびにここでナンピンするべきか・・・?と何度も誘惑に誘われました。
しかし、すでにショートエントリーしたことを後悔しており、はっきりいって150円をあっさり突破した時点で損切すべきでした。
それでも、日銀の会合が控えていたので、もしかしたら円安から転換する政策を発表するのではないかという期待がありました。
重くのしかかるマイナススワップ
ドル円ショートはマイナススワップです。
つまり、日をまたぐトレードの際は金利を払わなければなりません。
そしてこれが痛い・・・。
ポジションはたったの2ロットほどでしたが、一日のマイナススワップは約7000円・・・。
しかも一向に上がる気配もない円を眺めながら気持ちは落ち込むばかりでした。
日銀の政策発表で逆転か!?
日銀の政策発表前の時点で1ドル155円を超え、限界が近づいていました。
そして、いよいよ政策発表!の前にドル円が1ドル156円を突破し、あっさりロスカットされました・・・。
しかし、諦めきれず再入金し、発表を待ちました。
その結果は・・・?
「政策変更なし」
怒りの買いエントリー
散々引っ張って変更なしかよ!
天井で掴む危険性はありましたが、日銀に円安を止める力はないんだなと思い思い切って1ドル156.5円で買いエントリーしました。
そして、日銀総裁総裁による会見が始まりました。
日銀総裁の会見でズコー
いまさら日銀総裁が何を言っても円安は止まらないだろうと思いみていると、とんでもない発言が飛び出しました。
要約すると円安が日常生活に与える影響は少ないといった趣旨の発言です。
つまり、日銀は1ドル160円間近の状況でも問題ないというのです。
そして、この発言は為替介入を警戒して様子見していたトレーダーを買いに誘い、157円も易々突破しました。
朝起きたら・・・。
為替介入がないならポジションを持ちこそうと一応ストップロスを入れて就寝しました。
そして、朝起きるとなんと158円も突破していました。
もう少し様子を見るか悩みましたが、ちょうど前回ロスカットした損失分ほどの利益が出ていたので利確しました。
ついに1ドル160円突破
158円後半で推移していたドル円ですが一気に160円を突破しました。
利確が早かったか―と思いながらも、さすがに160円は利確するトレーダーが多かったのかすぐに上髭をつけて150円台に戻りました。
財務省怒りの為替介入
また、利確をこなしたら上に行くんだろうなぁとチャートを眺めていると大きな売りが入りました。
押し目か?と思いちょくちょく買いエントリーしながらスキャルピングで2万円程利確。
しかし、ドルの下げが止まらない・・・。
え?もしかして介入?
やばいと思い様子を見ていると159円後半→155円前半という大暴騰。
日銀総裁・・・介入しないんじゃなかったんですか・・・。
その後
155円前半まで落ちたドルでしたが買いも多く、たまに大きな売りがありながらもゆっくりと157円代後半まで回復しました。
やはり、円は売られるのかと思っていると、なんと2回目の介入が!
約157.5円→約153円という4円抜き・・・。
ポジポジ病の私ですが、自重してよかったと心底思いました。
財務省恐ろしい
今回の介入で有名トレーダーを含め多くのトレーダーがかなりの損失を被ったと報告されています。
介入は焼け石に水と言われており、安心して買いエントリーしていたトレーダーが多かったためです。
介入がくると思っていたトレーダーも160円を突破された時点で介入がないのでマイナススワップに負けて損切した人が多かったようです。
今は徐々に円高に向かっていますが、介入も回数が決まっている為、また155円に向けて推移するのではないかと感じています。
目下150円に買いエントリーの指値を入れています。
どうなることやら・・・。