金色のガッシュキャラクター紹介①「バリー」
個人的に好きな雷句誠さんの漫画「金色のガッシュ」のキャラクター紹介をしてみたいと思います。
今回は「バリー」から始めます。
意外⁈ガッシュじゃないの?と言う人もいますが
僕自身が一番感銘を受けたキャラクターが
バリーなので好きとは別の感情かもしれませんが
最初はバリーを選びました。
一言で言うと「強さ」と向き合う魔物だと思います。
金色のガッシュでは魔物の子の数だけ、何と向き合っているのかと言うのが裏テーマだと勝手に思ってます笑
最初にバリーがガッシュに会うのは単行本10巻
ちょうど石板魔物編の前です
ちょうどガッシュと清麿が戦いに慣れてきて、
これ以上の強さを、手に入れるにはと悩んでいる時に現れた圧倒的な壁です。
ガッシュの序盤のターニングポイントだとも思います。
さて、ここでバリー自身にも着目してみましょう
バリーは序盤はただの不良です
何か気に食わない世の中で鬱憤を晴らすかの如く、王を決める戦いに挑みます。
腕っぷしで倒せるものは片っ端から倒してきたバリーがガッシュの覚悟を持った目を見た瞬間萎縮する
バリーにはこの時点で本当の強さを持っていなかった
このことに影響を受けたバリーはガッシュに再戦を約束し、強き王を目指す旅に出ます
そして次にガッシュの前に現れたバリーが…
超かっこいい
不良だったバリーがなんとなくお坊さんのような静かな強さを持っており、どんな時にも冷静で自分の力を奮う姿にやはり、強敵だと思ったことを覚えてます。
結末は思ってもいないものでした。
ファウード編でガッシュ達に力を貸すために現れたバリーはキースを圧倒します。
勝てないと思ったキースはファウードのシステムを利用してガッシュ達を消すための罠を起動
ガッシュが盾となり他の味方を逃し、バリーに自分の夢を託そうとします。
「ああ、本当に…何やってるんだろうな!俺は!」
そのガッシュを助けるために自分を盾とする道を選びます。
中々逃げないガッシュを殴り、
「もう俺に殴れないものはないんだよ!」
とガッシュを逃します。
そして最後、パートナーのグスタフから
「お前は王にはなれなかった…だが、王をも殴れる男となった」
と言われ…未練がなくなり満足して魔界に帰って行くというこのカッコ良さ!
何これ!
最初めっちゃ嫌いだったのに!
何この大往生!
本当に雷句誠さんは天才だと思いました。