否定的党派性(negative partisanship)とは
否定的党派性(negative partisanship)とは、特定の政党や政治的グループを支持するのではなく、むしろ反対する感情や態度に基づいて人々の政治的選択が形成される現象を指します。これは、他党への強い反感や嫌悪感が主な動機となり、投票行動や政治的態度に影響を与えることを特徴としています。
例
• アメリカでは、民主党支持者が共和党に対して強い否定的感情を持つ、またはその逆が観察される。
• 選挙では、支持する候補者の政策に賛同するからではなく、「相手候補を当選させたくない」という理由で投票するケースが増える。
・安倍政権に対する否定的感情をもつリベラル系のジャーナリストがリベラルな政策に対しても反対する