盆踊り
いきなり輪に入って、見よう見まねで踊ってみた。
それを見ていた息子も、やがて真似て踊りだした。
その踊りの輪は音楽に合わせやぐらをゆっくり回り、華やかな提灯とにぎやかな太鼓の音に、参加者も増えてきて徐々に雰囲気が盛り上がってくる。
曲が終わると、「もう終わり?まだ踊りたいなぁ」
息子は盆踊りにハマったようだ。
連日猛暑が続き、あまり外で遊べてないこともあってか、身体を動かすのが気持ちいいのもあるかも知れない。
ただ、「盆踊り」って不思議な魅力がある。
地元の人達が、やぐらを囲んで、大人も子どももみんなで一緒に楽しむ。考えてみればそんなイベントは「盆踊り」くらいしか思い浮かばない。
花火観覧みたいな傍観者の立場ではなく、自分が参加し行動するイベント。
コロナでしばらく姿を消したけど、「祭り」って地域にとって住民の繋がりを確認できる大切なイベントなんだと、吹き出る汗を拭いながらおもった。
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