メモに残ってた日記
タマはワンピースのエースが死んだとき、その時を同じくして、すごくメンタルがしんどくて、それはもう自分が見てきたアニメの中で一番悲しんで泣いた
回想シーンで、海賊王の息子として小さい頃、たくさんの人に嫌われて育ったエースが、幼少期にガープに「なんで俺は生まれてきたんだろう」って聞くシーンがあって、それに対して「生きてみりゃ分かる」って答える回想シーンを挟んでエースは「愛してくれてありがとう」って息を引き取るシーンが、自分のなかでどうしても腑に落ちなくてたくさん悩んでたの。
タマは、そのときひとりぼっちのねこだからわからなかった。
「愛されてるってどういうこと?」その疑問でいっぱいだった。
だけど、時間が経って愛されてたってわかった。望んでた愛され方じゃなかったけど、それでも大切に思ってもらえてたって。
それがわかったと言って、思うように現実はうまくいかない。
思ってたみたいに一人前になれなくて、うまくいかなくて、うまくできなくて、普通にできなくて、生きるのは怖い。
だけど死ぬのはもっと怖い。
だから苦しい。
でも、だれかから愛される幸せも、だからこそ産まれる戸惑いもわからない方がもっと苦しいだろうなって思う。
だからタマは、愛されてる幸せや戸惑いを感じながら少しずつ生きるしかないの、わかってる。
鳥のように空を飛べなくて、みんなよりとても遅いスピードで地面を蹴りながら、長い長い旅路を少しずつ前に進むしかない。
いつか来る、終わりを目指して。
君に愛されてることは計り知れないほど幸せで、タマの背中を押してくれます。
君に愛されてる戸惑いで立ち止まることもあるけど、やっぱり背中を押してくれるのはいつだって他者との関わりだから。
少しずつ生きます。
君も生きてね。
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