学校選びどうやって決める?ネイティブ講師は必須なの?
さて、留学先の国が決まったらいざ学校選び。
語学学校も色々あるので正直何を基準に選べばいいかわかりませんでした。
オーストラリア系、イギリス系、アメリカ系、ネイティブ講師、授業時間、日本人割合、、、などなど。
経験者の話を聞いても複数の語学学校に実際に通って比較した人は、ほとんどいないので自己判断するしかありません。
今回は私の判断基準を徒然と。
まずは結論から
学校を絞っていく順番は以下が適切かなと思います。こだわりがあるならそこを中心に、悩んでも仕方ない部分は切り捨てて、決められるところから決めましょう。
授業時間(大方4時間or6時間)
開催コース(資格試験通過が必要な場合は検討材料。IELTSやTOEFL等)
日本人割合
日本人スタッフの有無
立地(こだわりがある場合)
学費
ネイティブ講師の有無
イギリス系等どこの英語の学校か
寮などはエージェントを通していれば学校が持っていなくてもどうにかなるので除外しました。
授業時間と開催コース
一番の目的は語学習得なので、まずは①と②を優先して学校を絞ります。
私の学校は一般英語コースで座学の授業が約2時間ずつ2コマ、ワークショップが2時間1コマの計6時間です。
ワークショップは先生によって内容が変わりますが、ゲームをしながら語彙やスピーキングを伸ばしたり、今はディベートの仕方を実践しながら学んだりしています。
1コマの時間が長く、休憩を含めて7時間ほど拘束されるのでちょっと大変ですが、朝の準備や学校終わりの時間も確保できるのでちょうどいいです。
4時間の学校だったらちょっと暇を持て余したかも。
IELTS対策コースもありますが、入学前に5.5を取得済or一般英語の一番上のクラスをクリア後に選択できます。
大学院のためにはIELTS取得が必要ですが、スコアメイクはもちろん、日常生活出来る英語力を付けたかったので一般英語コースで良かったと思います。
学校によっては一般英語の授業にAdd onする形でIELTS対策授業が受けれるところもあると思うので、自身の目的に沿って選ぶと良いです。
日本人割合
次に日本人の割合。人気な学校はもちろん日本人もたくさん来ます。
比較していた学校では時期によっては日本人割合が45%と言われ、「それはもう日本や!」と思いました。日本人割合が多い学校の場合は、学内での多言語禁止等のルールがあるかを確認した方が英語力は伸びると思います。
私は留学の目的として、様々なルーツの人と交流したいこともあったので少ない学校にしました。多くて10~12人で1クラスですが日本人は自分以外に1~2人で9割くらいがサウジアラビアやアラビア語圏の子たちです。
夏や冬は長期休みを利用して留学する人も多いので日本人は増えます。
多いから悪いわけではなく、同郷だと助け合えるし良い面もありますが、授業時間以外英語を使わなかったり、休日も日本語となるともったいないので自身で工夫(日本人とも英語で話すとか)が必要です。
日本人スタッフの有無
必須ではないですが、「私は初めての海外生活、単身、英語に慣れてない」の三本立てだったので、細かいニュアンスを相談できる人が欲しくて、出来れば日本人スタッフがいる学校を探しました。
エージェントを介していれば、エージェントがその役目を担ってくれることもあるので必須ではありません。
実際あんまり困ってないのでさほど相談もしてないですが、やはり頼れる存在がいる安心感がとても大きいです。
特に渡航前に、事前に連絡を取れたことは気持ちとしてとても良かったです。
立地・学費
マレーシアの場合首都はクアラルンプールなのでほぼKL近辺に学校があります。何かこだわりがあって他の地域に住む場合はそもそも選択肢があまりないかもしれませんが、それでも駅から学校までの距離や最寄りの駅の違いもあります。
住む場所にもよりますが、通学時間が自分の負担にならないかは考えましょう。
そして学費。私の学校は2か月で4500RM、だいたい15~6万+海外送金手数料といった形でした。
タイミングによっては私の学校は2か月の費用で3カ月、4カ月費用で6カ月通えるキャンペーンなどを実施していたので、申し込み後に急遽スケジュールを3カ月に変えましたがトータルで3カ月でRM5500(20万くらい)でした。
+1カ月の延長が1000リンギットで出来たのでとてもラッキー!
留学までの準備期間がある場合は、こういったキャンペーンのタイミングをチェックしておくのも重要です。
エージェント通さずに直接申し込んだら費用が違うかもしれないですが、学校のホームページから直接問い合わせてみるといいと思います。
ネイティブ講師と学校の系統
一番悩んだのは、イギリス系・オーストラリア系・アメリカ系等の学校をどう選んだらいいかと、ネイティブ講師の割合でした。
個人的な結論から言うと、ネイティブ講師割合については重要視しなくて良いです。
今習っている先生方は、ポルトガル・シリア・中国・イギリス人ですが、文法は中国人の先生が一番わかりやすいです。発音記号まで覚えていて書いてくれます。
英語ネイティブと言ってもイギリス人かアメリカ人かオーストラリア人かでも全く違いますし、第二言語として英語を学んだ人の方が躓きやすいポイントを分かっています。
訛りについてもネイティブですら違うし、日本人で標準語を話す人達でも個々の癖や声質・話し方に左右されます。
語学学校においては教師の資格を持ち、選ばれている方々なので、ネイティブじゃないからと言って困ることは無いです。
学校の系統については、進学先や取得する試験によって選ぶといいと思います。学校に問い合わせて授業で使う教科書がどこのものかを確認するのも良いです。
というのも、私は進学のためにIELTSが必要ですが、IELTSはイギリスの試験なのでイギリス英語での回答が必要です。
TOEICと違い、リーディングやリスニングでも記述式なので単語の回答が必要ですが、イギリス英語とアメリカ英語では綴りの違う単語がいくつかあります。
日本人はアメリカ英語ベースで学んでいるので、授業を聞く分にはアメリカ系の方が聞き取りやすかったりしますが、検定のためにはイギリス英語で学ぶ方が良いので、Oxfordの教科書を使っている点は良かったです。(これはたまたま)
ちなみに私の学校は一応HPの謳い文句としては、オーストラリアの語学学校の系統になります(オーストラリア人講師にはまだあったことがないし、教科書はイギリス(笑))。
学校の系統より、授業で使う教科書や資料はどこの英語か、という点に注目するといいと思います。