わたげの散文 #8 水の中の記憶

充分な酸素を吸い込み
息を止め深く潜る

水中から天を仰ぐ

其処はきらきらと輝いていて
本当に綺麗だった

泡や水流の音が
耳に気持ちいい


上からみんなの声が聞こえる

そろそろ上がらないと。

太陽の光が眩しかった
夏の日

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