Q.家の近くに温泉があったら入りますか?
A.実は最近、近所に天然温泉施設ができまして、いつでも新鮮(?)な温泉湯に入れる環境下にいるのですが、どういうわけでしょう。
渡邉さん家の綿飴くん、まったく行く気配がありません…。
ちなみに温泉は好きか嫌いか訊かれると「大好き」ですし、温泉のある旅行番組なんかも好んで見ています。
なのに、手札に温泉のカードがあってもゲーム終盤まで使う気配はありません。
自分的にも「なんでだろ?」と自己問答をしてみたところ、どうやら私にとって温泉とは「旅行」という潜在認識があるみたいです。
詳しく説明すると、まず温泉といえば趣のある旅館ですよね。
趣のある旅館にいれば自ずと宿泊するイメージがあります(少なくとも私は)。
そうなると温泉で乱れた気持ちがほぐされ、心身が整った状態の後はリラックスの最高値で何にも動きたくないんですよ。
(夏の宵ならまだともかく)わざわざ湯冷めするような夜道を歩きたくないんですね。
これは銭湯や外飲みでも同じで、どんなに心地良くたって寒空の長く過酷な帰り道がそれまで楽しかった時間の余韻を削っていくのです。
私の理想は、
①朝:バスと列車の雰囲気を味わう
②昼:着いた観光地をふんだんに楽しむ
③夕:ロビー入る前に今夜泊まる旅館の外観を愛でる
④夜:仲居に案内された部屋で一旦グダグダする(畳に直寝)
⑤気が済んだら先に布団を敷いておく
⑥晩ご飯前に旅館内をちょっと探検する
⑦旅館名物という温泉浴場にたどり着く
⑧少し熱い湯加減と静かな景色が心身を整えてくれる
⑨脱衣所の扇風機にボケーッと無心に当たって脳内リセット
⑩わずかに残しておいた体力で長廊下をあえて遅く歩く
⑪部屋には地元漁港で獲れた新鮮なお刺身が!
⑫水分を欲する体にキンキンに冷えた生ビールが沁みる
⑬今日の思い出を酒の肴に料理に伸ばす箸が止まらない
⑭無礼講に酔っぱらった状態で敷いておいた布団にダイブ
⑮トロントロンの意識が眠りの海底まで沈む……
⑯目覚まし時計より早く起きた朝は、昨日の誰よりも大人にさせる
⑰愛着の湧いた旅館を背に、昨日の観光地に遠い車窓から別れを告げる
⑱「また来たい」気持ちが明日へ繋がる未来の活力になる
……という感じです。
めったに旅行行かないからこそ、徹底的に温泉旅行を楽しみたいんです!
そんな私の温泉旅行の師匠は『にゃらん』でございます。
はあ…にゃらんたちと一緒に旅したいな…(人間いらない人間大嫌いマン)。
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