Q.好きなものに一度ハマったら、どれくらい続く?
A.まあ、好きになった物によりますね。
それこそ趣味が高じて「やりがい」を感じたら、10年経っても同じ揚力で好きです(様々な知識を読んで調べて知って集めて仮説立てて文章にまとめる、一連の研究・制作・作業など)。
別に「やりがい」とまで言わなくても読書・映画・音楽・お笑い・動物・学問・コーヒー・旅行とかは「心ときめく燃料」として、飽きたと思う瞬間を1秒も感じたことはありません。
だからといって何でも飽きない性分かというと全く違くて、むしろどうしようもないほど飽き性です。
たとえば「このお菓子、美味いなあ~」「この本、面白いなあ~」「この曲、カッコいいなあ~」と思って、ある一定の期間の時間のほとんどを費やして「食べる」「読む」「聞く」に集中します。
だけど、どんなに好きだったとしても「飽きる」瞬間はどうしても迎えてしまいます。
その瞬間を迎えるまでの時間はバラバラで、最短数分~最長数年など私自身さえ把握はできません。
ただ、「あ、今飽きてる」と感じる共通の感覚はあって、それが「もう新しい発見はないかな」という一種の自己満足感が自身のバロメーターになってることを最近見つけました。
「これ以上、知る余地がない」のなら、そこに写っている物は全て既知の情報で、RPGゲームなら「どの動きしたら、どのマスに敵がいるか」把握しちゃってる状態です。
人は誰でも「手っ取り早く習得したい」とシステム化されたマニュアル本を読みますけど、本当は「まだ上手く出来ない」と手探りで模索している期間が一番楽しいんですよねえ。
学問なんか良い例で、どこまで突き進めたところで人間ごときが科学の神髄に触れることなど不可能だし、宗教でも世の摂理や森羅万象を完全に悟ることなど無理なのです。
ドアを開けたら次のドアがあって、また開けたらドアがある。
人類の歴史は永遠にドアを開ける作業で終えるでしょう。
だけども、それでいいのです。
何とかしてドアを開けようと模索する行為こそ「進化」と呼ぶのです。
逆に言えば、進化の前には困難が必ずあって、困難を超えた瞬間に最大の快感を得る。
この「快感」こそ進化の褒美でしょう。
つまり面倒な困難がなければ、人間は快感も進化も得られない面倒な生命体なのです。
もしもドアを開けることを止めたら、もうドアがなかったら、他の生物とは違う生存社会を選んでしまった人類はあっという間に滅びるのです。
だからこそハマってる間に、どっぷり深い沼にハマりましょう。
ハマってる間の目に映る生活のすべてが光り輝くような高揚感と肯定感。
実はその感覚、年取るほど衰えてしまいます。
感動の寿命、感銘の終焉、NOT魂の震え。
歳を重ねるにつれて、大人な趣味に移るなら問題ないのですが、何事にも興味を感じなくなったら、先ほどの話でいう「進化の停止」です。
この世界でのこの生涯、無趣味で生きるにはあまりにつまらなく長すぎます。
ですから、たとえ100円でも1000円でも現時点の推しの経済をブォォンブォォン回しましょう!
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◆収入と支出のバランスを大切に。
◆無理のない推し計画を。
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