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Q.気になってる人に何て話しかけたらいいの?

A.まず話しかける前に話しかける準備をしてみてもいいでしょう。

相手の趣味を調べる、相手と共通の趣味を見つける、相手の変化(髪型など)に気づく、視線が合う度に相手に微笑む……など。

ある程度データが貯まったら、相手が困っていたら手伝ったりして、そこから趣味や変化に関した雑談に運べたら上々だと思います

会話が不成立する原因の大半は「共通話題の少なさ」。

一番良い例が「天気」ですよね。

自分と相手の共通の話題が「今日の天気」しかないって、そりゃ百年の沈黙に入っても仕方ないですよ。

あと相手の性格にもよります。

変な例えですが…言動が危ない人の思考プロセスは壊滅的に破綻しているけど、その人にとっては道理に適った真っ当な意見なんですよねえ。

例.「俺は緑色を舐めたから卑弥呼だ」
  「ネコは白髪を食べるとき国会だ」

個人的な話になりますが、私と父は性格も趣味も物事の認識も正反対です。

また父には昔から性格的な難点があって、自分の主張を譲る気はなく、自分の主張に100%噛み合った意見にしか耳を聞きません。

ここで問題なのが「100%」というところです。

たとえば、10人中10人が同じ主張や意見した場合、結論は同じでも結論に至る思考の過程が10人とも同じとは限りません。

父の場合、相手の意見が自分と同じでも過程が違うなら、それは異見と見なします。

だから父と会話する場合は、普遍的な正当性は一切必要なく、父の偏見に沿った過程を辿っていかないといけない。

帰宅する際は両足とも同じ歩数でないと玄関前で憤慨パニックを起こす。

「いやいや両足とも同じ歩数とか、どうやって分かんだよ」と昔から思うんですけど、父曰く「わかるじゃん」と当たり前の認識みたいに言う。

そして父は基本的に他人の意見を聞かないから、本人が喋っているつもりでも実態は自己完結な独り言な場面があります。

そういう状態を精神医学用語で「連合弛緩(れんごうしかん)」と言うそうです。

連合弛緩とは『論理のない思考』、つまり思考の連合がゆるむことで『会話のつながりや意味が失われること』を指します。

「論理の飛躍」と言い換えれば科学者や芸術家っぽいですけど、一般会話で飛躍されたら堪ったものじゃない。

まあ、そういう自分の記事の内容も前後の繋がりが飛躍していて、蛙の子は蛙で「連合弛緩」な気もします(それを「ウィットに富んだジョーク」だと思い込む己の弱さと浅はかさと切なさと愛しさと糸井重里)。

そんな私にあなたは付いていけてますか?

こんなのに付いていけるなら、ずーっとまともな「気になる人」に話しかけることなどアクビが出るくらい容易ですよ。

まずは最初のステップ、頑張ってください!

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渡邉綿飴
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