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Keysight DSOX1102G を使う トレーニング信号、Wave Gen Out編

Keysight DSOX1102Gを単体で使ってみる。

キーサイト×DMM.make AKIBA 春のオシロスコープキャンペーンとして
DMM.make AKIBAの12F、10FでKeysight DSOX1102Gのデモ機をお借りすることができましたので、まずは簡単に単体で使ってみましょう。

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ターゲットを用意せずにオシロスコープ単体で動作確認を行う場合、まずは画面下にあるProbe Comp端子へプローブを接続することにより1kHzの方形波を確認できます。
この機能は殆どのオシロスコープで共通です。

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トレーニング信号の出力方法

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プローブの番号ボタンの間にある”Help”ボタンを押します。

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画面にヘルプが表示され、トレーニング信号のボタン表示がされるため画面横にあるボタンを押します。

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画面の指示通りにDemo端子(Probe Comp端子)にプローブを接続し、出力ボタンを押すと各種トレーニング信号を出力できます。

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信号の選択は画面横にあるEntryキーを回して選択可能です。

トレーニング信号は任意の波形のため振幅、周波数は設定できません。

波形発生器(WaveGen)を使う

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InfiniiVision 1000 Xシリーズ で型番の最後にGがつくモデルは波形発生器(WaveGen)が搭載されています。
右下あたりにあるWave Genキーを押すと有効になり青く光ります。

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トレーニング信号では設定できなかった、周波数、振幅、オフセット等が設定できます。

信号はBNCコネクタのGen Out端子から出力されます。
※Demo端子(Probe Comp端子)からは出力されません。

最後に

以上、簡単にKeysight DSOX1102G単体での信号確認方法になります。
実際の測定でおかしな値が表示される際の切り分け等に便利な機能ですので知っておいて損はないと思います。

この記事は

この記事は 2017/03/06 に ものづくりログ へ投稿した記事をnoteへ転記しました。