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「性的な目で見た者は両目をつぶす」のススメ

やっほー、わたあめの妖精わたあめ子です。

普段はYouTubeやSHOWROOMでVtuberをしています。

今日はVtuberのように多くの人の前に立つことによって性的な目を向けられること、それへの向き合い方についてあめ子の考えを書いてみたいと思います。
初めに断っておくと、あめ子はこれについて少々極端な考えを持っている自覚がありますので、そのつもりで読んでいただけると幸いです。

「それはイヤだよ」と言う勇気

今回、これを書こうと思ったのは、にじさんじの家長むぎさんの一件でした。

簡潔に説明すると、むぎさんは半年間にわたりファンにセクハラととれる内容のリプライやDM、ファンレターを受け取っていたとのこと。
お相手はファンなので悩みながらも黙っていたけれど、もういい加減耐えられそうにないので、これからは然るべき対応をしますと声をあげた…ということがありました。

詳しい内容はご本人の口からも語られていますので、詳細を知りたい方はこちらの動画を。
具体的なセクハラ内容などについても話されているので、苦手な方はちょっと注意してくださいね。


ただただ魅力的な女性/男性であったというだけでセクハラを受けるというのはよく聞く話ですが、これを受けて「イヤなのでやめてください」と声に出したのはとても大事なことだなと思います。

むぎさんくらいたくさんの方の目に触れるのだと、直接ひとりひとりとやり取りすることもあまり現実ではないと思うので、運営さんに相談し、広くみんなに向けて「イヤです」と言ったのは良い対応だったなと感じています。


あめ子がやっていること

人様の行動に対してあれこれと評価を付けられるほど立派な妖精ではないので、人の話はこのくらいにします。

あめ子はこの手の「性的な目」についていつも言っている言葉があります。

「あめ子を性的な目で見た者は両目をつぶす」です。

これは冗談かというと、そうでもありません。
性的な目線を向けた発言、それに準ずる悪意ある発言をしてくる方が現れた場合は、本当にブロック・BANなどの手段で文字通り「わたあめ子を見るための両目をつぶそう」という気持ちがあります。

性的な目線に対する可・不可のラインは人によりさまざまですが、わたあめ子の場合は「性的な目線を向けられることそのもの」に嫌悪感があります。

なので、「わたあめ子に性的な目を向けているぞ」という意思表示をしてくることはあめ子にとってNGの範疇です。
もし一度冗談交じりにそのような発言をしてくる方がいたら、「あめ子を性的な目で見た者は両目をつぶす。そういうのはバレないようにやりなさい」と言います。

それで改めてくれればそれでよし、ダメな場合は「両目をつぶし」ます。
(ありがたいことに、今のところそのような方はいませんが)

「バレないように」という範囲もあめ子の場合は極端に狭く、「個人の頭の中、もしくは誰かが悪意を持って晒しを行わなければ人目に出るはずのない場所(DMやメールなどの極めて個人的な場所)に存在するものについてはあめ子はあずかり知らぬ」というスタンスです。

インターネットのオープンな場所でたとえゾーニングされていようと性的なコンテンツを公表することはNGですし、同人誌なども同様。

以上の意味を込めて、あめ子のファンであるザラメ組やその場に居合わせた視聴者のみなさんに伝えているのです。

「あめ子を性的な目で見た者は両目をつぶす。そういうのはバレないようにやりなさい」と。


良識あるファンを味方につけよう

こういうことを話題に出すと、「Vtuber界隈ってセクハラとかされるんだ、怖いな~」というイメージを抱いたり、まだ見ぬセクハラマンに怯えたりしてしまいがち。

あめ子自身、未だ見ぬ架空の敵に立ち向かってしまいがちなのですが、その架空の恐怖と戦うために意識しているのがこれ。

いつかセクハラマンは来るかもしれないけれど、今あめ子の周りにいるファンのみなさんはみーんないい人たちばかり。

だからきっと、その「いつか」が来てあめ子が嫌な思いをすることになったとしても、「これこそがザラメ組よ」とあたたかいファンの姿勢を見せ続けてくれると思うんです。

ファンの姿勢というのは、発信者によって決まるところももちろん大きいと思っていますが、ファンのみなさん自身がお行儀良くしていてくれることほど心強いことはありません。

実際だれか新たな推しが見つかりそうなときって、既存のファンがどうしているかな?というところを観察し、マネしませんか?
Vtuberであっても、その人によって配信や動画のコメント欄の雰囲気というものがありますから、「どういう風にしたら失礼がない応援の仕方だろう?」とまず観察してしまう方も多いのでは。

そして、自分なりに模倣しつつ浮かないようにコメントなりしてみて、ファンの方が「ようこそ!」と受け入れてくれたらホッとする…。
そういうことって、珍しくないと思うのですよね。

だから、良識あるあたたかいファンというのは最強の味方だと思っていて、この人たちが居てくれるだけで悪意ある人が発言しづらい空気ができていきます。

何より、配信者に「良識あるあたたかいファン」と「ちょっと困ったことをしてくるけどファンを名乗る人」、どちらにより注視していくべきかしっかりと意識させてくれるのです。

だから、悪い人ばかりこんな風に目立った話題になりやすいけれど、Vtuberにとっての「問題を起こさないで楽しんでくれる人」というのは本当に心強い味方で、得がたい存在だと思います。

いつも本当にありがとうね。


「セクハラするなって言いながら○○しとるやんけ」への答え

あめ子は基本性的なコンテンツは扱っていませんし、そういう話題には極力乗らないようにしていますが…

例えばSHOWROOMのカラオケ配信などでは、ややセクシーな歌を歌ったりすることもあります。

そうすると、「性的な目で見るなって言いながらこんなセクシーな歌うたってるやんけ!矛盾してる!」とかっていう反論が来る可能性があります(来たことはない)

これもまだ見ぬ仮想敵と戦ったシミュレーションでしかありませんが、もしこういう言葉が投げかけられた際の答えとしては…

「性的だと思ったのはあくまでもあなた」です。

たとえあめ子がセクシーな歌を歌ったとして、あめ子がみんなに感じてほしかったのはせいぜい「セクシーでかっこいいなぁ」「大人っぽい雰囲気も出せるんだなぁ」くらい。
そこで止まってほしい。

そこに性的な魅力を感じたとして、「こんなのを歌うってことは性的に見られたいに違いない!」と思い、「エッッッッ」とか「えっち」とかを口に出して言ってしまうのは、少々デリカシーに欠けると思います。

ここで良くないなと思うのはどこかというと、「こんなのを歌うってことは性的に見られたいに違いない!」と表現者の意図を決め付ける部分です。

もちろん、表現に対して何を感じるかは、見た人の感性に委ねられるべきです。
ですが、表現者の意図までは決め付けることができませんから、たとえ褒めるつもりでも表現者が嫌がる表現になっていないかの配慮は必要だと言えるでしょう。

ただし、人間のみなさんには人の心を読むエスパー機能はついていませんので、一度の過ちは致し方ありません。
もしも自分の言葉が表現者を傷つけてしまったり、嫌な思いをさせてしまったとわかったときは謝罪して改めればよいのです。

あめ子はその謝罪と改善の機会を与えるためにも、口に出して「それはやめて」と言うようにしています。

もし、指摘されて怒りがわいてきてしまったり、自分を正当化しそうになったとき。素直に謝れないとき。
そのときは本当にセクハラを、性的な嫌がらせをしてしまっている可能性が高いことを自覚してください。

誰かに言葉をぶつけることで、自分の何かを満たそうとしていませんか?
少し配信やTwitterから離れてよく考えてみましょう。


もちろん、配信者が進んで性的なコンテンツを受け入れていたりする場合はまた違ったお話になってくるのかもしれませんが…

「性的コンテンツウェルカム!!」と声高に叫んでいる方の配信でなければ、まず配慮が必要になってくるでしょう。

性的なものを積極的に肯定している方の感覚については、あめ子の理解の範疇にありませんので、このあたりについてお話することはできません。

もし、「エロトークはいいけどこんなのは嫌だよ!」というVtuberの方がいたら、このあたり発信していただけると参考になるかもしれませんね。


Vtuberを長く生かしていくためというのもそうだし、
いつも応援してださるファンのみなさんがいつまでもバーチャルを楽しんでいける世界であるためにも。

できるコミュニケーションはしっかり取ってゆきたいですね。

生き物だから完璧にはできないかもしれないけれど、できることをやっていたらそれを見ていてくれる人はきっと居て、
そうしたら助けてくれる人はきっと居るのだと思います。

最初から「なんかすごい誰か」みたいに上手にしようとしなくていいから、みんなで優しい世界を維持していきたい。

少なくとも自分の手の届く範囲くらいは。

そう思います。


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